「女優としての北川景子は、映画やドラマでさまざまな役柄を演じているという印象があります。シリアスからコメディ、恋愛ものからサスペンスまで演じ、主役やヒロインだけではなく脇役やゲスト出演も務めています。

 また、テレビではバラエティ番組でも積極的な活躍が目立ちます。『オールスター感謝祭』(TBS系)では4分間の“まばたき我慢”で話題を呼びました。収録の空き時間にはバラエティ番組での“爪あと”の残し方を芸人に相談したり、夫のDAIGOと出演番組での振る舞いについて反省し合ったりしているそうです」(飲用てれび氏)

 2018年に放送された『オールスター感謝祭』の“まばたき我慢”は、大写しになった北川の顔が生放送で4分間流れ続けるという過酷な企画だったものの、かえって視聴者からは彼女の容姿を称賛する声が相次いで寄せられた。

 北川はORICON NEWSが毎年実施している「女性が選ぶ“なりたい顔”ランキング」で、2010年から2020年にかけて6度も首位に輝くほどの美貌の持ち主だ。その美貌を時に自ら笑いや親しみやすさに変えてしまう、と飲用てれび氏は指摘する。

「北川景子といえば容姿の美しさが常に注目されるわけですが、バラエティ出演時にはそれがフリとなって笑いを生むだけでなく、“意外な親しみやすさ”を印象づけているように思います。突出した美貌は、ともすれば活動の幅を狭める足かせになるようにも感じますが、そうなっていないところに彼女の特別さがあるのかもしれません」(飲用てれび氏)

 水面下で離婚に向けた活動を行うという『リコカツ』の役柄からも、笑いとある種の親しみやすさが感じられる。美貌にとらわれることなく活躍できるところが、彼女の大きな魅力だと言えるのではないだろうか。

◆取材・文/細田成嗣(HEW)

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