ライフ

負担を減らす炊事メソッド「麦茶から水派に」「一汁三菜をやめる」

aa

毎日何気なくやっている家事を見直してみよう(写真/GettyImage)

 コロナ禍のステイホーム生活の中で、家事についての考え方を見直す人も多いだろう。家事研究家の佐光紀子さんいわく「家事とは妻も含めた家族全員が快適で幸せな生活をするためのものであるべき」だそう。世の中が殺伐としているいまこそ、家事の負担を減らしてみるいい機会なのかもしれない。

 主婦が3食を毎日作る──これを当たり前だと思っていないだろうか? 家事、特に食事作りを愛情に置き換えて、負担を女性に集中させるのは日本の悪習だ。

「買い物をし、レシピを考えて調理をし、後片づけまでをする“料理”は、家事の中でも手間が多い。これを毎日3回も行うのはかなりの重労働だと、女性自身にも気づいてほしい。家事のしすぎで皆さんが疲弊し、家庭が壊れるくらいなら家事のあり方を見直すべきです」(佐光さん)

 料理を丁寧に作るのも大切だが、「家族とおいしいものを食べる」のが目的ならば、手作りにこだわらず、ミールキットや外食を頼ってもいいはずだ。「○○しなければ」と気負わず、気軽に今夜のおかずから市販の総菜にしてみてはいかがだろうか。

 そこで、炊事における負担を減らすためのメソッドを家事の達人に聞いた。

◆メニュー名で献立を決めずいまある食材で作る!

「献立を決めるとき、ハンバーグなどとメニュー名で決めると、材料を用意するところから始めなければならず、手間に。冷蔵庫にある食材から何が作れるかを考えるのがおすすめ。たとえば、肉と野菜を炒めて味をつけるだけなどの“名もない料理”にすれば、買い出しの手間も省けます」(シンプルライフ研究家・マキさん)

◆宅配サービスを利用し、買い物に行かない

「買い物には時間と手間がかかります。積極的にネットスーパーなどの宅配を活用しましょう。玄関まで届けてくれるので体力的なロスも減らせます」(マキさん)

関連記事

トピックス

岡田監督
【記事から消えた「お~ん」】阪神・岡田監督が囲み取材再開も、記者の“録音自粛”で「そらそうよ」や関西弁など各紙共通の表現が消滅
NEWSポストセブン
愛子さま
【愛子さま、日赤に就職】想定を大幅に上回る熱心な仕事ぶり ほぼフルタイム出勤で皇室活動と“ダブルワーク”状態
女性セブン
テレビや新聞など、さまざまなメディアが結婚相手・真美子さんに関する特集を行っている
《水原一平ショックを乗り越え》大谷翔平を支える妻・真美子さんのモテすぎ秘話 同級生たちは「寮内の食堂でも熱視線を浴びていた」と証言 人気沸騰にもどかしさも
NEWSポストセブン
「特定抗争指定暴力団」に指定する標章を、山口組総本部に貼る兵庫県警の捜査員。2020年1月(時事通信フォト)
《山口組新報にみる最新ヤクザ事情》「川柳」にみる取り締まり強化への嘆き 政治をネタに「政治家の 使用者責任 何処へと」
NEWSポストセブン
成田きんさんの息子・幸男さん
【きんさん・ぎんさん】成田きんさんの息子・幸男さんは93歳 長寿の秘訣は「洒落っ気、色っ気、食いっ気です」
週刊ポスト
嵐について「必ず5人で集まって話をします」と語った大野智
【独占激白】嵐・大野智、活動休止後初めて取材に応じた!「今年に入ってから何度も会ってますよ。招集をかけるのは翔くんかな」
女性セブン
行きつけだった渋谷のクラブと若山容疑者
《那須2遺体》「まっすぐ育ってね」岡田准一からエールも「ハジけた客が多い」渋谷のクラブに首筋タトゥーで出没 元子役俳優が報酬欲しさに死体損壊の転落人生
NEWSポストセブン
前号で報じた「カラオケ大会で“おひねり営業”」以外にも…(写真/共同通信社)
中条きよし参院議員「金利60%で知人に1000万円」高利貸し 「出資法違反の疑い」との指摘も
NEWSポストセブン
二宮が大河初出演の可能性。「嵐だけはやめない」とも
【全文公開】二宮和也、『光る君へ』で「大河ドラマ初出演」の内幕 NHKに告げた「嵐だけは辞めない」
女性セブン
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
女性セブン
品川区で移送される若山容疑者と子役時代のプロフィル写真(HPより)
《那須焼損2遺体》大河ドラマで岡田准一と共演の若山耀人容疑者、純粋な笑顔でお茶の間を虜にした元芸能人が犯罪組織の末端となった背景
NEWSポストセブン
不倫騒動や事務所からの独立で世間の話題となった広末涼子(時事通信フォト)
《「子供たちのために…」に批判の声》広末涼子、復帰するも立ちはだかる「壁」 ”完全復活”のために今からでも遅くない「記者会見」を開く必要性
NEWSポストセブン