ロケ現場。メイク直しのわずかな時間で談笑する平手友梨奈と高橋海人

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 さて続けて私が気になっている予想材料は『ドラゴン桜』の原作マンガだ。早瀬菜緒(ドラマで演じるのは南沙良)、天野晃一郎(同・加藤清史郎)、藤井遼(同・鈴鹿央士)、小杉麻里(同・志田彩良)の生徒4名が、全員合格を果たしている。ただ2005年版の原作マンガでは水野しか合格していなかったということを考えると、この4名から不合格者が出ても不思議はない。

 ラストの検討材料にしたのは、桜木の指導力。前作では東大合格者5名を出すことを宣言しながら、3名。ただその後、高校再生のエキスパートになった桜木は別の高校で8名中7名の合格者を出している。ここを考えると2021年版の合格率は確実にアップすると見込む。材料から私が予想するのは7名中、5名の東大合格だ。

全員合格のハッピーエンドは日曜劇場らしくない?

 まず、藤井遼は合格。ドラマスタート時は性格の悪さが全身から滲み出ていたけれど、彼は変わった。兄たちと比較されて育って、彼らを超えるために理系を狙ったけれど、文系に志望を変えて安全圏内へ。地頭が良いので彼の合格は間違いない。

 小杉麻里と原健太(細田佳央太)の幼なじみコンビも合格だ。特に原は障害を抱えているようだけれど、勉強はできる。一瞬、原が試験会場でパニックになって、それを小杉が助けて2人とも試験に落ちる展開も予想したけれど、今回は合格で。

 迷ったけれど、早瀬菜緒も合格。2005年版で香坂よしのが合格したように、チャラあざといキャラの女子がひょいと難関を越えるシーンは気持ちがいいし、ドラマに欲しい要素だ。

 天野晃一郎は合格と予想する。これは2005年版の奥野と同じ家庭環境からの予想。兄弟からのプレッシャーに耐えて「僕なんか」の口癖が出ない、強い男になってほしい。加えて、奥野は賞味期限切れのサンドイッチを食べさせられて、腹痛に見舞われるトラブルが発生したことがある。その教訓から、試験当日は、犬猿だった兄弟から何か渡されても食べてはいけない。

 原作マンガにも登場する4名は、2005年とは真逆の結果で全員合格と読む。

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