金髪ウェーブにしていた小室佳代さん(2020年)

金髪ウェーブにしていた小室佳代さん(2020年)

「皇室典範では、“天皇及び皇族は、養子をとれない”と定められています。ですが現状、皇族方の多くは女性皇族が占め、『男系男子』の先細りは必至です。ただ、戦後に皇族の身分を離れた旧皇族の末裔の中には、男系の血を引く男性もいる。今回の案は、そうした男性を養子として皇室に迎え入れることを想定しています」(皇室ジャーナリスト)

 この2つの案が実現した場合、まず女性皇族は結婚で皇室を離れることがなくなる。その場合に、旧皇族の男性が婿養子として女性皇族と結婚し、その間に子供が生まれれば、子供は「男系の皇族」ということになるのだ。しかし、そうした案には少なからぬ批判もある。

「国民からすれば、突然『旧皇族の末裔』と言われても、顔も名前も知らない存在でしょう。それが、“今日から皇族”となることを受け入れられるでしょうか。加えて、“皇統の維持のために、女性皇族から結婚相手を選ぶ権利を奪っている”という誹りは免れないでしょう」(別の皇室ジャーナリスト)

 さらにいえば、旧皇族男子の皇籍復帰案は、多くの国民が支持する女性天皇の実現を葬り去るものでもある。そのように「これまで皇族でなかった人」が皇族入りすることには、忌避感を抱く人も多いのだ。

「女性宮家に関しても、懸念を抱く人は少なくありません。これまでも女性宮家創設において『結婚相手の男性はどういった待遇になるのか』という点は、絶えず議論のネックになっていました」(前出・皇室ジャーナリスト)

 例えば眞子さまが女性宮家の当主となられ、小室さんと結婚された場合、多くの人が「小室さんが皇族になるのか」という疑問を抱くだろう。

「女性皇族と結婚した一般男性が御用地や宮邸に住めるのか、生活費は皇族費で賄うのか。議論すべきことは非常に多い」(別の宮内庁関係者)

 繰り返しになるが、眞子さまのご結婚問題に伴うそうした懸念が、女性宮家創設の議論の障害になっていることは否定できないのだ。

※女性セブン2021年7月22日号

タクシーから降りる佳代さん

タクシーから降りる佳代さん(2020年)

ハイビスカス柄のワンピースが目を惹く小室佳代さん。髪は金色に(2020年)

ハイビスカス柄のワンピースが目を惹く小室佳代さん。髪は金色に(2020年)

前は見えているのか…

マスクで顔をすっぽり覆った佳代さん(2020年)

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