隣に並んで歩く

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 公的な活動とともに、私生活でもある構想を抱いていた。その舞台となるはずだったのが冒頭のマンションだ。福原の知人が明かす。

「新居は静かな高台に建つ、床面積が300平方メートル近い大豪邸です。価格は3億円をくだらないそうです。もともと愛ちゃんはこの家に2人の子供と母親と住む計画を立てていた。まだ小さい子供たちがのびのびと遊べる素敵なおうちを選んでいたんです」

 福原は新婚半年で購入した都内の一戸建てを売却し、その資金を新居購入に充てる計画だったようだ。

「前の戸建ては1億円ほどで購入したもの。こちらも広さは充分でした。でも彼女は江さんとの離婚を念頭に、心機一転して新生活を送ることを決めていた。そのための新居購入でした」(前出・福原の知人)

 たったひとりで台湾での生活を清算した福原は、今年初めに日本に戻ってから半年間、子供たちに会っていない。

「周囲には『コロナもあるし、台湾に行くとパパラッチがうるさいから』と語っていますが、半年も子供たちと会わないことを台湾メディアは『残忍』と報じました」(前出・台湾人ジャーナリスト)

 子供たちだけではない。今年3月下旬に帰国した母親も福原と同居していないという。

「介護が必要な千代さんのお世話はしているけど、一緒には暮らしていないようです。愛ちゃんにとって家族は頼ったり甘えたりする存在ではなく、常に緊張感をもって接する関係でした。

 母親とは子供との生活を何より大事にするものだといわれても、彼女は親子関係の築き方がわからないという不安を抱いていた。子供をポイッと置いてきたことに批判もあるでしょうが、彼女にとってはいままで通り一家の大黒柱として働くためには、子供や母と離れて暮らすことが最善だと思ったのでしょう」(前出・福原の知人)

※女性セブン2021年7月29日・8月5日号

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