スポーツ

大谷翔平と両親の“適度な距離感” オールスターも「今回は行かない」

あああ

大活躍の大谷が育った家庭・両親とは(時事通信フォト)

 世界中から注目されているロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平(27才)。二刀流としてメジャーリーグで活躍する大谷はいかにしてつくられたのか。全力でボールを追いかけた幼少期、未曽有の経験をした高校時代、そして海を渡ったいま──すべてが血となり骨となり、今の成功に繋がっていることは疑いの余地がないが、やはり両親の影響は大きい。

 お父さんの徹さんは社会人野球の選手で、お母さんの加代子さんはバドミントンの選手。お兄さんも野球が上手で、身体能力には恵まれている。

「お母さんが健康管理に気を使っていたのが印象的でした。特に食べ物は、自分も運動をしていたからか、市販のお総菜を並べることはなく、いつも手作りでした。スポーツ一家でみんな体が大きいから、ギョーザは10人前以上を手作りしていて、『ギョーザの日は大変なの』とお母さんが笑っていたのを覚えています」(近隣住民)

 世界を股にかけて活躍するアスリートの親といえば、卓球の福原愛さん(32才)や体操の内村航平選手(32才)など、子供と密接な関係を持ち、海外での生活をサポートしたりその勇姿をそばで見届けることに心血を注いだりするケースが多いが、大谷の両親は息子と「適度な距離感」を保っている。

 食事中に両親が「もっと食べろ」「好き嫌いをするな」とうるさく注意することはなかった。また大谷は、自宅にいるときはずっとリビングにいて、ソファでそのまま眠っても起こされなかったという。

 大谷が小5から中1まで所属した水沢リトルリーグの監督で家族ぐるみのつきあいもある佐々木一夫さんが語る。

「いまの活躍は“できすぎ”なくらい(笑い)。毎日、元気をもらっています。メジャーのオールスターに出場するのは本当にすごいことなので、ご両親はてっきり観戦に行くのかと思ったら、コロナで隔離されてしまうから今回は行かないつもりだとお父さんから聞きました。

 ぼくからしたら、こんな機会、一生にあるかないかですし、絶対行くべきだと思ったのですが、なかなか息子に会えないことについても、割り切っているようです」

関連キーワード

関連記事

トピックス

球種構成に明らかな変化が(時事通信フォト)
大谷翔平の前半戦の投球「直球が6割超」で見えた“最強の進化”、しかしメジャーでは“フォーシームが決め球”の選手はおらず、組み立てを試行錯誤している段階か
週刊ポスト
参議院選挙に向けてある動きが起こっている(時事通信フォト)
《“参政党ブーム”で割れる歌舞伎町》「俺は彼らに賭けますよ」(ホスト)vs.「トー横の希望と参政党は真逆の存在」(トー横キッズ)取材で見えた若者のリアルな政治意識とは
NEWSポストセブン
ベビーシッターに加えてチャイルドマインダーの資格も取得(横澤夏子公式インスタグラムより)
芸人・横澤夏子の「婚活」で学んだ“ママの人間関係構築術”「スーパー&パークを話のタネに」「LINE IDは減るもんじゃない」
NEWSポストセブン
LINEヤフー現役社員の木村絵里子さん
LINEヤフー現役社員がグラビア挑戦で美しいカラダを披露「上司や同僚も応援してくれています」
NEWSポストセブン
モンゴル滞在を終えて帰国された雅子さま(撮影/JMPA)
雅子さま、戦後80年の“かつてないほどの公務の連続”で体調は極限に近い状態か 夏の3度の静養に愛子さまが同行、スケジュールは美智子さまへの配慮も 
女性セブン
場所前には苦悩も明かしていた新横綱・大の里
新横綱・大の里、場所前に明かしていた苦悩と覚悟 苦手の名古屋場所は「唯一無二の横綱」への起点場所となるか
週刊ポスト
医療的ケア児の娘を殺害した母親の公判が行われた(左はイメージ/Getty、右は福岡地裁)
24時間介護が必要な「医療的ケア児の娘」を殺害…無理心中を計った母親の“心の線”を切った「夫の何気ない言葉」【判決・執行猶予付き懲役3年】
NEWSポストセブン
近況について語った渡邊渚さん(撮影/西條彰仁)
渡邊渚さんが綴る自身の「健康状態」の変化 PTSD発症から2年が経ち「生きることを選択できるようになってきた」
NEWSポストセブン
昨年12月23日、福島県喜多方市の山間部にある民家にクマが出現した(写真はイメージです)
《またもクレーム殺到》「クマを殺すな」「クマがいる土地に人間が住んでるんだ!」ヒグマ駆除後に北海道の役場に電話相次ぐ…猟友会は「ヒグマの肉食化が進んでいる」と警鐘
NEWSポストセブン
レッドカーペットを彩った真美子さんのピアス(時事通信)
《価格は6万9300円》真美子さんがレッドカーペットで披露した“個性的なピアス”はLAデザイナーのハンドメイド品! セレクトショップ店員が驚きの声「どこで見つけてくれたのか…」【大谷翔平と手繋ぎ登壇】
NEWSポストセブン
竹内朋香さん(左)と山下市郎容疑者(左写真は飲食店紹介サイトより。現在は削除済み)
《浜松ガールズバー殺人》被害者・竹内朋香さん(27)の夫の慟哭「妻はとばっちりを受けただけ」「常連の客に自分の家族が殺されるなんて思うかよ」
週刊ポスト
真美子さん着用のピアスを製作したジュエリー工房の経営者が語った「驚きと喜び」
《真美子さん着用で話題》“個性的なピアス”を手がけたLAデザイナーの共同経営者が語った“驚きと興奮”「子どもの頃からドジャースファンで…」【大谷翔平と手繋ぎでレッドカーペット】
NEWSポストセブン