芸能

様変わりする「イケメン」の捉え方 マルチな才能の持ち主に脚光

菅田将暉

俳優、歌手、ラジオパ-ソナリティとマルチな才能を発揮する菅田将暉

 時代ごとに理想の男性像や“かっこいい男”の判断基準は異なるものだ。近年では、見た目だけでなく中身も重視される時代になり、“イケメン”というものの捉え方も変わっている。2000年以降、どんな“イケメン”が人気を博してきたか、振り返る。

女性の社会進出が当たり前になり、年下くんブームに

 21世紀に入ると、携帯電話が登場し、デジタル化が進み、ITバブルへ。世代・トレンド評論家の牛窪恵さんはこう話す。

「IT起業家が注目を集め、彼らのように最先端の仕事をし、都心の高層マンションに住む人たちが注目を集めましたが、このバブルもすぐに弾けます。女性たちは寿退社をせず、働き続けるのが当たり前になり、自分を成長させ、高めてくれるような才能のある男性に惹かれるようになります。

 2000年に『桜坂』がヒットした福山雅治さん(52才)は、俳優、シンガーソングライターとして活躍し、ラジオでは下ネタを言うフランクさも支持を集めていきます。

 一方、仕事で疲れて帰ってきて、頭を“よしよし”となでてくれる男性を求める女性も増え、2003年の松本潤さん(37才)のドラマ『きみはペット』(TBS系)が話題に。超エリートウーマンが、年下男子を家に住まわせ、愛でて癒される、という設定が共感を呼び、“年下くんブーム”が巻き起こりました」

マルチに活躍できる男性が支持を集め、イケメンの定義も様変わり

 ツイッターやインスタグラムなど、SNSの出現により、「かっこいい人たちの活躍の場が、テレビだけではなくなった」とテレビ業界に詳しいコラムニストの木村隆志さんは言う。

関連キーワード

関連記事

トピックス

中村芝翫と三田寛子
三田寛子、夫・中村芝翫と愛人の“半同棲先”に怒鳴り込んだ「絶妙タイミング」 子供たちも大事な時期だった
週刊ポスト
6月9日、鹿児島市内の認定こども園で、刃物のようなもので男児の首を切りつけて出血させたとして、殺人未遂容疑で逮捕された笹山なつき容疑者(21)
《鹿児島2歳児切りつけ》「見えたらいけないものが…」21歳の女性保育士が犯行前にSNSで意味深投稿 母校の高校関係者は「夢の実現目指して熱心に勉強を」
NEWSポストセブン
アメリカ・ロサンゼルスの裁判所前で、報道陣に囲まれる米大リーグ・大谷翔平選手の元通訳、水原一平被告(EPA=時事)
水原一平被告、ウーバー転身も資格剥奪 巨額の借金返済のために残された道は「暴露本」か、「YouTuber転身」か
NEWSポストセブン
大学受験に向けて動き出されている悠仁さま(写真/JMPA)
悠仁さまの東大受験に暗雲、推薦枠での入学には極めて高いハードル 進学先候補に東京農業大学、玉川大学、筑波大学
週刊ポスト
杏
【全文公開】杏、帰国時に極秘入院 ワンオペで子育てしながらの仕事、元夫・東出昌大 の言動でストレスも 体が悲鳴で短期の検査入院か
女性セブン
【全文公開】中村七之助、梨園きってのモテ男が“実家お泊り愛”の真剣交際 お相手は京都の芸妓、直撃に「ありがとうございます」
【全文公開】中村七之助、梨園きってのモテ男が“実家お泊り愛”の真剣交際 お相手は京都の芸妓、直撃に「ありがとうございます」
女性セブン
全国ライブ中の沢田研二
《ファンの声援にブチ切れ》沢田研二が「見てわからんか!」とステージ上で激怒し突っ込んだ「NGワード」
NEWSポストセブン
一部メディアが盛んに報じている「佳子さまの結婚のお相手候補」(写真/宮内庁提供)
【本命は島津家の御曹司か?】過熱する佳子さま「結婚相手報道」 眞子さんと小室圭さんの騒動で「佳子さまのお相手のハードルが上がった」
週刊ポスト
日本中を震撼させた事件の初公判が行われた
【悲劇の発端】瑠奈被告(30)は「女だと思ってたらおじさんだった」と怒り…母は被害者と会わないよう「組長の娘」という架空シナリオ作成 ススキノ事件初公判
NEWSポストセブン
長所は「どこでも寝られるところ」だと分析された(4月、東京・八王子市。時事通信フォト)
愛子さま、歓迎会の翌日の朝に遅刻し「起きられませんでした」と謝罪 “時間管理”は雅子さまと共通の課題
NEWSポストセブン
中村芝翫と三田寛子
《愛人との半同棲先で修羅場》それでも三田寛子が中村芝翫から離れない理由「夫婦をつなぎとめる一通の手紙」
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告
【父親とSMプレイの練習していた】瑠奈被告(30)の「女王様になりたい」に従った従順な両親の罪
NEWSポストセブン