第9位『ペリーヌ物語』(1978年)
【原作】
『家なき娘』(エクトル・マロ)
【あらすじ】
旅の途中で両親を亡くした少女ペリーヌは、まだ見ぬ祖父の家に身を寄せるためひとり旅を続ける。しかし祖父が母を嫌っていたことを知り、身元を隠して祖父のもとで働くことに。心やさしいペリーヌと触れ合ううちに祖父や周囲の人たちも次第に変わっていき……(全53話)。
【読者の声】
「正体が明かされ、祖父とペリーヌが涙ながらに喜び合う姿が忘れられません」(48才・介護職)
「“人に愛されるにはまず自分が人を愛さなくては”の名言は私の人生に影響を与えました」(57才・主婦)
第10位 『七つの海のティコ』(1994年)
【原案】
広尾明 ※シリーズ初の完全オリジナル作品
【あらすじ】
現代を舞台にした、シリーズ唯一のオリジナル作品。主人公のナナミは、海洋学者の父とその相棒と3人で海洋調査船ペペロンチーノ号に乗り、親友のシャチ「ティコ」とともに、伝説の「ヒカリクジラ」を探して世界中を駆け巡る。波瀾万丈な冒険物語(全39話)。
【読者の声】
「ティコが表情豊かでかわいらしく、シャチが好きになりました」(31才・教員)
「ハラハラドキドキ、一緒に冒険しているような気分で見ていました」(39才・会社員)
取材・文/桜田容子
※女性セブン2021年9月16日号