自らもパチンコを打つMさんは、過去に一度だけ女性から怪しい誘いを受けたことがあると言う。
「設定が良い台に座れると、閉店まで当たり続けることが少なくないんですよ。その時も閉店まで打って20万円以上の大勝ちでした。で、お店から出ると、40代くらいの主婦っぽい人だったかな、こっちに近づいてきて声をかけてきたんです。“生活費を全て使ってしまいました。旦那とも喧嘩していて、損したのがバレたらまた殴られてしまいます。身体でサービスしますので、お願いですからお金を恵んでください”って…」(同前)
突然の提案に驚いたMさんだが、当然その申し出は断ったそうだ。
昔と違って今では、出会い系やSNSなどのマッチングサービスが普及しているので、そうした女性も顔見知りが多いパチンコ店でわざわざ“客”を探すようなリスクは冒さなくなったのかもしれない。ただ、それは客を探す場所が変わっただけで、危険な方法でギャンブルの損失を取り戻す人は少なくはないだろう。