国内

パチンコ店のトイレ事件簿「薬物使って昏倒」「大負けした女性が」

パチンコ店で起きたさまざまな事件とは

パチンコ店で起きたさまざまな事件とは

 パチンコは適度に楽しむ遊技であり、大当たりした瞬間の快感が忘れられないというファンも少なくないだろう。だが、お金が絡むからか、パチンコ店の中では驚くような出来事が起きることもあるようだ。

 都内のパチンコ店で働く男性Mさんは、「客の中に、お店の中で薬物を摂取する人がいた」と明かす。

「僕が店員としてホールを巡回していた時、ある男性がトイレに立ったんです。でも、しばらく経っても全然帰ってこない。おかしいなと思って様子を見に行きました。トイレの扉を開けると、その男性が床に倒れている。しかも、口からは泡を吹いて。驚いて近づくと意味不明なことを口走っていて、腕を見ると新しい注射の跡が……」(Mさん)

 禁断症状なのか、それとも男性なりの必勝法なのかは分からないが、白昼堂々と、しかも店内で薬物を使用したというのは、よほどの中毒者だったのではないのか。

「周囲にも聞くと、実はたまにいるみたいなんですよ。トイレでドラッグを使用する人が……。その時は、助けを呼ぼうとしたら、見かけない男の人が駆け込んできたんです。“救急車は呼ばなくていい、大丈夫大丈夫、あいつはいつもこうなんで”と、友達だと名乗る男が、必死の作り笑顔でおおごとにしないようにと言うんです。でも、床に倒れた男性は痙攣しているし、明らかに危険。自称友人は、倒れた男性を抱えて急いでトイレを出ていきました。しかし、こっちはいち早くインカムで状況を上司に報告していたので、すぐに救急車が到着。泡を吹いた男性はそのまま搬送されていきました。その後、彼らがどうなったかは知りませんけど」(同前)

 駆け込んできた男は何者だったのかはわからないが、いつの間にか消えていたという。

大負けした女性が店内のトイレで……

 監視カメラの目が行き届かないとなるトイレは、何かと怪しいことが起きやすい。パチンコで大負けした女性が遊技代欲しさに、勝っている男性客をトイレに連れ込んで性的なサービスをするというケースもあったようだ。

 行本が累計1800万部、映画も大ヒットを記録し、8月には公式YouTubeチャンネルも始まった漫画『闇金ウシジマくん』でも、そのような壮絶なシーンが登場する。

↑ サムネイルをクリックしてYouTubeで視聴できます

「昔のパチンコ店は治安が悪いところもあったので、そういうことがあったのかもしれません。でも、最近のパチンコ店はトイレの巡回も厳しいんですよ。僕が働き始めて4~5年は経ちますが、一切見かけないですね。もし、男女で多目的トイレに入ろうものなら“何かありましたか?”って声をかけるようにと上司から言われていますので。ただし、店員が確認できるのは店内まで。他人同士だったはずの男女の客が一緒に出て行って、外で何をやっているかなんて、誰にも分かりませんよ」(同前)

関連キーワード

関連記事

トピックス

群馬県前橋市の小川晶前市長(共同通信社)
「再選させるぞ!させるぞ!させるぞ!させるぞ!」前橋市“ラブホ通い詰め”小川前市長が支援者集会に参加して涙の演説、参加者は「市長はバッチバチにやる気満々でしたよ」
NEWSポストセブン
ネットテレビ局「ABEMA」のアナウンサー・瀧山あかね(Instagramより)
〈よく見るとなにか見える…〉〈最高の丸み〉ABEMAアナ・瀧山あかねの”ぴったりニット”に絶賛の声 本人が明かす美ボディ秘訣は「2025年トレンド料理」
NEWSポストセブン
千葉大学看護学部創立50周年の式典に出席された愛子さま(2025年12月14日、撮影/JMPA)
《雅子さまの定番カラーをチョイス》愛子さま、“主役”に寄り添うネイビーとホワイトのバイカラーコーデで式典に出席 ブレードの装飾で立体感も
NEWSポストセブン
審査員として厳しく丁寧な講評をしていた粗品(THE W公式Xより)
《「脳みそが足りてへん」と酷評も》粗品、女性芸人たちへの辛口審査に賛否 臨床心理士が注目した番組冒頭での発言「女やから…」
NEWSポストセブン
12月9日に62歳のお誕生日を迎えられた雅子さま(時事通信フォト)
《メタリックに輝く雅子さま》62歳のお誕生日で見せたペールブルーの「圧巻の装い」、シルバーの輝きが示した“調和”への希い
NEWSポストセブン
宮崎あおい
《主演・大泉洋を食った?》『ちょっとだけエスパー』で13年ぶり民放連ドラ出演の宮崎あおい、芸歴36年目のキャリアと40歳国民的女優の“今” 
NEWSポストセブン
日本にも「ディープステート」が存在すると指摘する佐藤優氏
佐藤優氏が明かす日本における「ディープステート」の存在 政治家でも官僚でもなく政府の意思決定に関わる人たち、自らもその一員として「北方領土二島返還案」に関与と告白
週刊ポスト
大谷翔平選手と妻・真美子さん
《チョビ髭の大谷翔平がハワイに》真美子さんの誕生日に訪れた「リゾートエリア」…不動産ブローカーのインスタにアップされた「短パン・サンダル姿」
NEWSポストセブン
会社の事務所内で女性を刺したとして中国籍のリュウ・カ容疑者が逮捕された(右・千葉県警察HPより)
《いすみ市・同僚女性を社内で刺殺》中国籍のリュウ・カ容疑者が起こしていた“近隣刃物トラブル”「ナイフを手に私を見下ろして…」「窓のアルミシート、不気味だよね」
NEWSポストセブン
石原さとみ(プロフィール写真)
《ベビーカーを押す幸せシーンも》石原さとみのエリート夫が“1200億円MBO”ビジネス…外資系金融で上位1%に上り詰めた“華麗なる経歴”「年収は億超えか」
NEWSポストセブン
神田沙也加さんはその短い生涯の幕を閉じた
《このタイミングで…》神田沙也加さん命日の直前に元恋人俳優がSNSで“ホストデビュー”を報告、松田聖子は「12月18日」を偲ぶ日に
NEWSポストセブン
高羽悟さんが向き合った「殺された妻の血痕の拭き取り」とは
「なんで自分が…」名古屋主婦殺人事件の遺族が「殺された妻の血痕」を拭き取り続けた年末年始の4日間…警察から「清掃業者も紹介してもらえず」の事情