天海祐希も健康への意識が高い
天海を背中で導く草笛は、いつまでも舞台に立ち続けるため、体力づくりに余念がない。
「90才を目前にし、パーソナルトレーナーをつけて、週に一度はトレーニングをしているそうです。3階建ての自宅にはエレベーターを設置せず、階段で上り下りして足腰を強化しているといいます。天海さんももともと、美容より健康に興味を持つタイプでしたが、2013年に心筋梗塞で舞台を途中降板したことで、その傾向が一層強まりました。過去には腰痛に苦しんだこともあるようで、以来、ストレッチは欠かさないようです」(映画関係者)
トレーニングも、2人の共通の話題なのだろう。健康で、老後の資金も問題なく、2人はこれからのおひとりさまのロールモデルになりそうだ。
映画では、草笛が天海たちの暮らす家から出ていくシーンが描かれている。
「当初、そこでの草笛さんのせりふは『自分の人生を楽しんで』というものでした。しかし、草笛さんの発案で『人間、わがままに生きた方が勝ちよ』に変えることになりました。このせりふには、草笛さんの懐の深さを感じます。天海さんもかなり刺激を受けたようです」(前出・映画関係者)
わがままに生きた方が勝ち―それは天海だけ、おひとりさまだけ、ではなく、すべての女性に向けられた草笛自身の言葉なのかもしれない。
※女性セブン2021年10月28日号