沖縄帰りの今井氏(2019年)
1995年に結成、翌年のCDデビューから早々にヒット曲を連発したSPEEDだが、2000年には解散しており、以後、何度か再結成しているもののグループとしての活動は少ない。解散から20年以上が経っているため、20代以下の認知度が低いのは当然かもしれない。今井氏自身もこのことには危機感を抱いていると、別の自民党関係者は明かす。
「来年の参院選では、ただでさえ過去の不倫疑惑が蒸し返される可能性が高い。SPEED世代である30~40代の主婦層から反感を持たれてしまうと、彼女の立場は苦しくなります。当選のためには、若い世代に新たな支持を広げていくことが不可欠になる。そのために、最近は本を出したり、SPEEDをアピールしたり、存在感を示す努力をしているそうです」
今井氏は政治家になってから初の著書『動かなきゃ、何も始まらない~聴覚障がいのある息子を育てる母として、「SPEED」から政治家となった女性として~』(光文社)を11月10日に発売。同日にはSPEEDデビュー25周年を記念したトリビュートアルバムも発売され、今井氏はInstagramで宣伝活動に励んでいる。やはり頼みの綱はSPEEDなのか。