育児も協力が不可欠(イメージカット)
【「フェミニズムって……」とウンザリされる可能性がある10の特徴】
・自分の間違いを認めるのが苦手で、追いつめられると論点をずらす(ように見える)
・身内の側に落ち度や暴走があっても、見て見ぬふりで何も言わない(ように見える)
・勝てそうな相手や言い返せない立場の相手にだけ批判の刃を向ける(ように見える)
・女性だけが被害者が大前提で、男性のつらさに目を向ける気はない(ように見える)
・棍棒を振り回すのが気持ちいいだけで、じつは女性を守る気はない(ように見える)
・考え方が近い相手ほど、小さな違いを責め立ててすぐ仲間割れする(ように見える)
・ミソジニーやバックラッシュなど必要以上に専門用語を使いたがる(ように見える)
・「特別な自分」を実感するために「フェミニズム」を利用している(ように見える)
・風俗嬢やおっさんやオタクやエロ方面を差別しても疑問を抱かない(ように見える)
・少しでも異論を唱えると、即座に「差別主義者」のレッテルを貼る(ように見える)
こう見えることがあるというだけで、大きな誤解であることは重々承知しております。当てはまる人がいるとしても、それはあなたのことではありません。女性に限らず「フェミニスト」を標榜している男性も、こう見えることが多々あります。
これを読んでカチンと来て、書いた私を即座に「差別主義者認定」した方もいらっしゃるでしょう。「典型的なマンスプレイニングだ!」と罵倒されている気もします。そうすれば気が済むなら、何の解決にもなりませんが、どうぞご存分に。もし気が向けば、どこかから「そういうとこだぞ」と突っ込まれている図式を想像してもらえたら幸いです。
上の10の特徴は、じつは「フェミニズム」に限った話ではありません。「フェミニズム」を「リベラル」や「ネトウヨ」などに入れ替えても、具体的な用語を調整すればほぼ当てはまります。「フェミニズム」の特徴ではなく、人間のサガなのかもしれません。
重ねて申し上げますが、世の中がいい方向に進んでいくには、女性と男性が今よりもいい関係を築いていくには、「フェミニズム」の力が絶対に必要です。ひとりひとりが意識改革に努め、小さいことからコツコツと行動を起こしたいところ。さらに「フェミニズム」の輪が広がるように、みんなが手と手を携えることができるようにと願って、あえて違和感を表明いたしました。ケンカを売っているように読めたとしても、それは気のせいです。