イマドキのコミュニケーションは昭和世代には難しく感じることも(写真はイメージ)
「僕はいま40代ですが、若い頃は本当にみんなが大人を嫌っていた時代でした。理由もなく、オヤジは汚ねぇしうるせぇという時代だったんです。だから、その時代を生きてきた人からしたら『若者に媚びる大人なんて、気持ち悪がられるに違いない』という思い込みがある。
でも、Z世代にはあんまりそういう感覚はなくて、多少不器用でも自分たちのことを知ろうとしてくれる上司の姿勢を、自然に受け入れるようになってきています。下手くそでもいいから、『かわいさ』を目指すこと自体が『かわいい』と評価されることもあります」(原田氏)
職場における人材マネジメントの常識が塗り替えられているという指摘だ。部下から「かわいいですね!」と言われたら、それは最上級の褒め言葉かもしれない。