中山競馬場のパドック
ボーンディスウェイはすでにキャリア4戦。デビュー戦からずっと多頭数でもまれてきた。中山の2000mを2回経験しているのも強みだ。石橋騎手はすでにベテランといってもいいが、2017年阪神JFのラッキーライラック以来GⅠ勝ちがない。ここで若手にあっさりGⅠ勝ちを譲るようだと、今後の騎乗依頼にも影響しそうで踏ん張りどころだ。
1勝馬では葉牡丹賞でボーンディスウェイの3着だったグランドライン。デビューからずっと騎乗している三浦騎手も気がつけばもう14年目。再三言われることだがいまだにGⅠ勝利がなく今回が101回目の挑戦。ある意味で正念場だ。
皐月賞につながると言われているが、今年に限っては直結しないレースのような気がする。来年のさらなる飛躍を願って菅原明オニャンコポンと、岩田望サトノヘリオスの馬連とワイド、さらに3連単2頭軸マルチを買う。相手はコマンドライン、ジャスティンパレス、ボーンディウェイ、グランドライン、5年目の若手リーダー横山武のキラーアビリティまでの30点でどうだろう。
●ひがしだ・かずみ/伝説の競馬雑誌「プーサン」などで数々のレポートを発表していた競馬歴40年、一口馬主歴30年、地方馬主歴20年のライター。