「実は、“やる気”は3種類あるんです。1つ目が、急に気合いを入れてやる気を出したものの息切れを起こしてしまう『ハイモチベーション』。これは、多くの人が頼ろうとしてしまう危険な“やる気”です。
上がったものは落ちる、という原理原則を考えればわかるように、急激に上げたモチベーションは下がりやすいのです。やる気になるにはなるけど続かない、と言う人はまさにこのタイプですね」
では2つ目の“やる気”は? それもダメなんですか。
「まずは動け、そうしたらやる気も出てくる! よく、そんなこと聞きませんか。これが2つ目のやる気、『アクションモチベーション』です。実は行動することによって、扁桃体という“やる気物質”を出す脳の部分が刺激されるので科学的には正しい理論なのですが、そうはいっても難易度が高ですよね」
そんなの動けたら最初から動いてるよ! って感じですね・・・・・・。
「はい、なので2つ目のやる気のアクションモチベーションも超人的に強い意思を持った人以外には現実的ではありません。でも、3つ目のやる気を使えば魔法のように、誰でも驚くほど簡単に、自分も人生も変えることができるんです」
ぜひ、その3つ目を知りたいです!
「それが、神モチベーションとも言える『ギャップモチベーション』。ひと言で言うと、ギャップを埋めたい気持ち、です。脳はギャップを感じると自動的に埋めようとします。やる気があるとかないとかではなく、『理想』と『現実』とのギャップを埋めるため、脳が勝手にやる気を出して勝手に行動してくれるんです」
そのギャップってどうしたら作れるのでしょうか。