「昨年6月頃に東京・錦糸町で飲んだとき、優作が“彼女がちょっとやばい”“別れたいと思っている”と漏らしたんです。詳しく聞くと、“感情の波が激しくて、別人のようになってしまうこともある”と。相当悩んでいました」(別の友人)
夏頃には、交際関係を解消したという。しかし、佐藤さんは、行くあてのない倉木を放り出すことはせず、自宅で生活を続けることを許していた。それは決して、倉木の身動きを封じ込めるようなものではなかったという。
実際、佐藤さんは、この年末年始に、ひとり青森に帰省していた。前出の友人の言葉に怒りがこもる。
「その気があれば、彼女はどこにでも行けたはずです。それなのに、逃げたい一心で刺した? 正直、ふざけんなよって思います。いきなり刺された上に、“DV監禁男”に仕立てあげられて、優作はどれほど無念だろうと……」
昨年6月、佐藤さんは姉の結婚式に出席していた。
「お姉さんのウエディングドレス姿を心から喜んでいました。本当に、優作は家族思いでした。お姉さんも、突然弟を失った悲しみのなかで『どうか優作のことを誤解しないでほしい』と訴えています」(前出・別の友人)
あらぬ汚名を着せられた佐藤さんが、せめて安らかに眠れることを願ってやまない。
※女性セブン2022年2月3日号