芸能

水卜麻美アナはどうなるか 桝アナ退社で日テレに「大量流出」危機も

日テレへの愛着は非常に強いという(写真/ロケットパンチ)

日テレへの愛着は非常に強いという(写真/ロケットパンチ)

 日本テレビの桝太一アナウンサー(40)が、MCを務める『真相報道バンキシャ!』(1月23日放送)の番組冒頭、3月末で同局を退社することを発表した。いわゆる“フリー転身”ではなく「研究者」を目指すという異例の決断で、視聴者だけでなく局内の同僚も驚いているという。40代男性社員が語る。

「男性アナではエース級の活躍をしているし、人柄も良くみんなから好かれている。とにかく真面目な性格で、番組前の準備が人一倍入念なのは誰もが知るところです。“フリー志向”があるとは思いませんでしたが、研究者になりたいというのが彼らしいなと思いました」

 桝アナは東大大学院在籍時に、アサリやアナゴの研究に没頭していたという“学者肌”で知られる。退社後は同志社大学ハリス理化学研究所の助教として、研究に取り組んでいくという。「バンキシャ」には継続して出演するが、前出の男性社員はこの一報を受け、社内がにわかに騒がしくなっていると言う。

「桝アナの退社で、水卜麻美アナ(34)が『フリーになるんじゃないか』という懸念が再燃しているんです。桝アナの同期だった青木源太アナ(38)も2年前にフリーになっているため、もしそうなればアナウンス室は大変です。

 もともと『私なんかを拾ってくれた』と、水卜アナは日テレへの愛着が非常に強い。すでに将来の『役員候補』とも言われています。今後は出世を選ぶか、フリーを選ぶか。ウチの上層部は気が気じゃないはず」

 水卜アナは「理想の上司ランキング」(明治安田生命調査)で5回連続1位を獲得している。もしそんな“理想の上司”が退社すれば、後輩たちに影響が及ぶ可能性もある。女子アナウォッチャーの丸山大次郎氏が言う。

「日テレの若手女子アナにとって水卜アナは憧れであり、すぐ目の前にある“お手本”です。この10年、他局では人気アナが何人も退社しましたが、日テレは水卜アナの入社以降、女子アナは誰も辞めていない。

 しかし目標がなくなれば、雪崩のようにフリー転身を選ぶ人が出てくるかもしれません。海外挑戦も噂されるJリーグ・鹿島アントラーズの三竿健斗選手と結婚した後藤晴菜アナ(31)ら年齢の近い人たちにとっては、より影響が大きいのではないでしょうか」

 大物女子アナは、どんな未来を選ぶのか──。

※週刊ポスト2022年2月11日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

テレ朝本社(共同通信社)
《テレビ朝日本社から転落》規制線とブルーシートで覆われた現場…テレ朝社員は「屋上には天気予報コーナーのスタッフらがいた時間帯だった」
NEWSポストセブン
62歳の誕生日を迎えられた皇后雅子さま(2025年12月3日、写真/宮内庁提供)
《愛子さまのラオスご訪問に「感謝いたします」》皇后雅子さま、62歳に ”お気に入りカラー”ライトブルーのセットアップで天皇陛下とリンクコーデ
NEWSポストセブン
今回の地震で道路の陥没に巻き込まれた軽自動車(青森県東北町。写真/共同通信社)
【青森県東方沖でM7.5の地震】運用開始以来初の“後発地震注意情報”発表「1週間以内にM7を超える地震の発生確率」が平常時0.1%から1%に 冬の大地震に備えるためにすべきこと 
女性セブン
竹内結子さんと中村獅童
《竹内結子さんとの愛息が20歳に…》再婚の中村獅童が家族揃ってテレビに出演、明かしていた揺れる胸中 “子どもたちにゆくゆくは説明したい”との思い
NEWSポストセブン
日本初の女性総理である高市早苗首相(AFP=時事)
《初出馬では“ミニスカ禁止”》高市早苗首相、「女を武器にしている」「体を売っても選挙に出たいか」批判を受けてもこだわった“自分流の華やかファッション”
NEWSポストセブン
「一般企業のスカウトマン」もトライアウトを受ける選手たちに熱視線
《ソニー生命、プルデンシャル生命も》プロ野球トライアウト会場に駆けつけた「一般企業のスカウトマン」 “戦力外選手”に声をかける理由
週刊ポスト
前橋市議会で退職が認められ、報道陣の取材に応じる小川晶市長(時事通信フォト)
《前橋・ラブホ通い詰め問題》「これは小川晶前市長の遺言」市幹部男性X氏が停職6か月で依願退職へ、市長選へ向け自民に危機感「いまも想像以上に小川さん支持が強い」
NEWSポストセブン
割れた窓ガラス
「『ドン!』といきなり大きく速い揺れ」「3.11より怖かった」青森震度6強でドンキは休業・ツリー散乱・バリバリに割れたガラス…取材班が見た「現地のリアル」【青森県東方沖地震】
NEWSポストセブン
3年前に離婚していた穴井夕子とプロゴルァーの横田真一選手(Instagram/時事通信フォト)
《ゴルフ・横田真一プロと2年前に離婚》穴井夕子が明かしていた「夫婦ゲンカ中の夫への不満」と“家庭内別居”
NEWSポストセブン
二刀流かDHか、先発かリリーフか?
【大谷翔平のWBCでの“起用法”どれが正解か?】安全策なら「日本ラウンド出場せず、決勝ラウンドのみDHで出場」、WBCが「オープン戦での調整登板の代わり」になる可能性も
週刊ポスト
世代交代へ(元横綱・大乃国)
《熾烈な相撲協会理事選》元横綱・大乃国の芝田山親方が勇退で八角理事長“一強体制”へ 2年先を見据えた次期理事長をめぐる争いも激化へ
週刊ポスト
青森県東方沖地震を受けての中国の反応は…(時事通信フォト)
《完全な失敗に終わるに違いない》最大震度6強・青森県東方沖地震、発生後の「在日中国大使館」公式Xでのポスト内容が波紋拡げる、注目される台湾総統の“対照的な対応”
NEWSポストセブン