2021年11月15日、自身のラジオ番組『菅田将暉のオールナイトニッポン』で小松菜奈との結婚をファンに報告
次世代メディア研究所代表でメディアアナリストの鈴木祐司氏はこう語る。
「ドラマは視聴率で人気を測る時代から、視聴率以外の尺度も動員してパワーを測定する時代に入りました。
従来の視聴率が意味していたのは“無料でドラマを見る人の割合”です。しかし、現在は“ドラマでどれだけ経済的利益を生んだか”の方が重要。つまりスポンサーが支払う広告料や配信料をどのぐらい獲得し、結果としてどのぐらい利益が残ったのか、という尺度でドラマの価値を測るということです。
例えば仮に視聴率15%で広告収入5000万円のドラマと、見逃し配信で500万回再生されたドラマがあったとして、これらを比較してみます。視聴率15%ということは、おおよそ1500万人の視聴者がいる。見逃し配信の500万回再生よりも、視聴者の数としては圧倒的に多いです。
しかし、見逃し配信の際に15秒2円のCMが5本再生されるとするなら、500万回再生で広告収入は5000万円になります。すると経済的利益の尺度からは視聴率15%と配信500万回再生は等価と言えます」