抜群の美貌で登場した小倉優子
「『早稲田の中でも教育学部は比較的受かりやすい』というのは、僕もそう思います。4択問題という入試形式もそうですし、『早稲田の受験生の間で第1志望に選ばれにくい学部』という点も理由として挙げられます。多くの受験生は、政治経済学部や商学部、法学部といった人気学部を第1、第2志望にして、教育学部は第3志望あたりに入れています。そのためライバルの受験生たちは、教育学部対策が手薄になりがちなのです。
また、早稲田を受験する上で一番の天敵と言えるのが、東大や京大、一橋といった超難関国立大の滑り止めとして早稲田を受ける層です。しかし、こういった受験生たちが教育学部を受ける可能性は低いでしょう。こういった点から、あえて教育学部を第1志望に“逆張り”する戦略は正しいと言えます」
もちろん教育学部を狙うデメリットもある。
「頻出の出題傾向があるわけではなく、求められる知識の幅が広い。そういった難しさはありそうです」
比良氏は予備校講師として、多忙な芸能人の受験をサポートすることも少なくない。その経験から、「僕が小倉さんに個人的に勧めたいのは、他大学のAO・自己推薦入試、もしくは早稲田大学の通信教育課程です」と語る。