「ペーパーテストでは測れない特殊な経歴を持った人材を募る方法として、多くの大学がAO・自己推薦入試を実施しています。ただ早稲田大学は自己推薦入試のハードルが少し高く、グローバル色の強い人材か、高校での評定に重きが置かれます。タレントという小倉さんのバックグラウンドを強みとするなら、他大学のAO・自己推薦入試を受けるほうが向いていそうです。慶應大学のAO入試を含む『総合型選抜入試』はひとつの選択肢かもしれませんね。通信だと自宅で授業を受けることができるので、芸能活動や育児との両立も比較的楽なはずです。
かりに小倉さんが現在の週15時間の勉強で目指すとしたら、『日東駒専ライン』に合格できたら御の字かと思います。あとは慶應の通信課程から大学院に入り直したロンドンブーツ1号2号の田村淳さんのルートは大いに参考になるんじゃないでしょうか」
早稲田合格を目指して、困難な道を歩み出した小倉。来年の今頃は、“サクラサク”となっているか──。