芸能

神田沙也加さんの遺骨の行方 神田家の墓や聖子の菩提寺に納骨できない理由

納骨できないのはなぜか

納骨できないのはなぜか

 ステージ衣装をまとった女性が、いまにも歌い出しそうに両手を広げている。その表情は多くのファンを魅了した、あの笑顔だった。これは昨年12月18日に亡くなった、神田沙也加さん(享年35)の遺影だ。ある舞台に出演した際のワンシーンで、沙也加さんお気に入りの一枚だという。

 沙也加さんは生前、「自分の居場所は舞台」と常々口にしていた。その彼女の思いをくんだ母・松田聖子(60才)は、沙也加さんがゆっくりと眠りにつける「場所」を新たに探し始めていた。

 1月30日、都内の某寺で沙也加さんの四十九日法要が営まれた。

「この日沙也加さんの遺影に手を合わせたのは、父の神田正輝さん(71才)を含む10名ほどです。当日は聖子さんが沙也加さんのお骨を自宅から持ってこられました。ですが納骨はされませんでした。法要が終わると、聖子さんがお骨を持ち帰っています」(寺の関係者)

 法要が営まれたのは、聖子が2012年に再々婚したA氏一族の菩提寺だった。

「命日から3つの月をまたいで四十九日を営むのは、縁起が悪いとされています。沙也加さんのお墓はまだ決まっていなかったのですが、供養は1月中にしてあげたい。そう考える聖子さんが、Aさんの菩提寺でまずは法要を行ったようです」(前出・寺の関係者)

 沙也加さんの今後を気にかけているのは神田も同じだ。東京・新宿には神田の母・輝子さんが眠る寺がある。

「神田さんは父親として、自分のそばで眠らせたいという気持ちもあったようです。ですが自分の母と同じお墓に入れてしまうと、聖子さんがお墓参りをするときに気を使わせてしまう。それでは沙也加さんが寂しい思いをするのではと考えたようです。お寺側は“沙也加さんはあちら(聖子側)のお墓に入る”と聞いているそうです」(芸能関係者)

 聖子側の菩提寺は地元の福岡県にある。1997年に他界した父・孜さん(享年72)が眠っているのだが、そこには沙也加さんを納骨できない事情がある。

「聖子さんのお父さんのお骨は、亡くなって24年が経ったいまも納骨堂に納められたままなんです。つまり、沙也加さんが入れる蒲池家(聖子の旧姓)のお墓はまだ建っていないことになるんだと思います」(前出・芸能関係者)

あわせて読みたい

関連記事

トピックス

タレントでミュージシャンの桑野信義(HPより)
《体重58キロに激減も…》桑野信義が大腸がん乗り越え、スリムな“イケオジ”に変貌 本人が明かしていた現在の生活
NEWSポストセブン
総裁選の”大本命”と呼び声高い小泉進次郎氏(44)
《“坊ちゃん刈り”写真も》小泉進次郎と20年以上の親交、地元・横須賀の理容店店主が語った総裁選出馬への本音「周りのおだてすぎもよくない」「進ちゃんは総理にはまだ若い」
NEWSポストセブン
濱田淑恵容疑者の様々な犯罪が明るみに
《2人の信者が入水自殺》「こいつも死んでました」「やばいな、宇宙の名場面!」占い師・濱田淑恵被告(63)と信者たちが笑いはしゃぐ“衝撃音声”【共謀した女性信者2人の公判】
NEWSポストセブン
雅子さまの定番コーデをチェック(2025年9月18日、撮影/JMPA)
《“定番コーデ”をチェック》雅子さまと紀子さまのファッションはどこが違うのか? 帽子やジャケット、色選びにみるおふたりの“こだわり”
NEWSポストセブン
ハロウィーンの2024年10月31日、封鎖された東京・歌舞伎町の広場(時事通信フォト)
《閉鎖しても何も解決しない》本家のトー横が縮小する中、全国各地に”ミニトー横”が出現 「追い出しても集まる」が繰り返されている現実 
NEWSポストセブン
「慰霊の旅」で長崎県を訪問された天皇ご一家(2025年9月、長崎県。撮影/JMPA) 
《「慰霊の旅」を締めくくる》天皇皇后両陛下と愛子さま、長崎をご訪問 愛子さまに引き継がれていく、両陛下の平和への思い 
女性セブン
おぎやはぎ・矢作兼と石橋貴明(インスタグラムより)
《7キロくらい痩せた》石橋貴明の“病状”を明かした「おぎやはぎ」矢作兼の意図、後輩芸人が気を揉む恒例「誕生日会」開催
NEWSポストセブン
イベント出演辞退を連発している米倉涼子。
「一体何があったんだ…」米倉涼子、相次ぐイベント出演“ドタキャン”に業界関係者が困惑
NEWSポストセブン
エドワード王子夫妻を出迎えられた天皇皇后両陛下(2025年9月19日、写真/AFLO)
《エドワード王子夫妻をお出迎え》皇后雅子さまが「白」で天皇陛下とリンクコーデ 異素材を組み合わせて“メリハリ”を演出
NEWSポストセブン
「LUNA SEA」のドラマー・真矢、妻の元モー娘。・石黒彩(Instagramより)
《大腸がんと脳腫瘍公表》「痩せた…」「顔認証でスマホを開くのも大変みたい」LUNA SEA真矢の実兄が明かした“病状”と元モー娘。妻・石黒彩からの“気丈な言葉”
NEWSポストセブン
大谷と真美子さんを支える「絶対的味方」の存在とは
《ハワイ別荘・泥沼訴訟を深堀り》大谷翔平が真美子さんと娘をめぐって“許せなかった一線”…原告の日本人女性は「(大谷サイドが)不法に妨害した」と主張
NEWSポストセブン
須藤被告(左)と野崎さん(右)
《紀州のドン・ファンの遺言書》元妻が「約6億5000万円ゲット」の可能性…「ゴム手袋をつけて初夜」法廷で主張されていた野崎さんとの“異様な関係性”
NEWSポストセブン