ライフ

藤井聡太五冠の“勝負めし”全記録を分析 関東の昼食のカレーは勝率100%

「藤井めし」の詳細データ(2月28日時点)

「藤井めし」の詳細データ(2月28日時点)

 将棋界に彗星の如く現れた天才・藤井聡太五冠(19才)の活躍により、将棋のファン層が一気に拡大。藤井五冠が対局中に注文した“勝負めし”にも注目が集まっている。

 関東での対局で、夕食に麺類を単品で注文した時の勝率は100%──。藤井聡太五冠の全316対局(2月28日時点)を詳細なデータにしてまとめているウェブサイトが「藤井聡太対局まとめ」だ。公式戦の全成績をはじめ、注文した将棋めし、メニューや店舗ごとの勝率など、事細かな分析を披露している。サイトの管理人・ゆに氏に話を聞いた。

「2018年から将棋界に興味を持ち、観るのも指すのも勉強中です。将棋めしのデータ収集もその一環で始めました。棋士の方は将棋に集中するため、毎回同じメニューを頼んだり事前にローテーションを組んだりする方が多いのですが、最近の藤井五冠は日替わりパスタや日替わりカレーなど、固定ではないメニューを注文することがよく見受けられます。チャレンジ精神が旺盛ということの証左だと考えています」

 ゆに氏によるメニュー別勝敗データを見ると、関東で食べた昼食のカレーライスも100%の勝率を誇る一方、昼食にパスタ、夕食に雑炊を注文した時は苦戦気味だという。それでも勝率は5割と、ほぼ負け越しがないのが藤井五冠の凄さを表わしている。

 ゆに氏は今後も藤井五冠の対局データをまとめ続けていくそうだ。

※週刊ポスト2022年3月18・25日号

関連記事

トピックス

山下市郎容疑者(41)はなぜ凶行に走ったのか。その背景には男の”暴力性”や”執着心”があった
「あいつは俺の推し。あんな女、ほかにはいない」山下市郎容疑者の被害者への“ガチ恋”が強烈な殺意に変わった背景〈キレ癖、暴力性、執着心〉【浜松市ガールズバー刺殺】
NEWSポストセブン
英国の大学に通う中国人の留学生が性的暴行の罪で有罪に
「意識が朦朧とした女性が『STOP(やめて)』と抵抗して…」陪審員が涙した“英国史上最悪のレイプ犯の証拠動画”の存在《中国人留学生被告に終身刑言い渡し》
NEWSポストセブン
早朝のJR埼京線で事件は起きた(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」に切実訴え》早朝のJR埼京線で「痴漢なんてやっていません」一貫して否認する依頼者…警察官が冷たく言い放った一言
NEWSポストセブン
降谷健志の不倫離婚から1年半
《降谷健志の不倫離婚から1年半の現在》MEGUMIが「古谷姓」を名乗り続ける理由、「役者の仕事が無く悩んでいた時期に…」グラドルからブルーリボン女優への転身
NEWSポストセブン
橋本環奈と中川大志が結婚へ
《橋本環奈と中川大志が結婚へ》破局説流れるなかでのプロポーズに「涙のYES」 “3億円マンション”で育んだ居心地の良い暮らし
NEWSポストセブン
10年に及ぶ山口組分裂抗争は終結したが…(司忍組長。時事通信フォト)
【全国のヤクザが司忍組長に暑中見舞い】六代目山口組が進める「平和共存外交」の全貌 抗争終結宣言も駅には多数の警官が厳重警戒
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《前所属事務所代表も困惑》遠野なぎこの安否がわからない…「親族にも電話が繋がらない」「警察から連絡はない」遺体が発見された部屋は「近いうちに特殊清掃が入る予定」
NEWSポストセブン
放送作家でコラムニストの山田美保子さんが、さまざまな障壁を乗り越えてきた女性たちについて綴る
《佐々木希が渡部建の騒動への思いをストレートに吐露》安達祐実、梅宮アンナ、加藤綾菜…いろいろあっても流されず、自分で選択してきた女性たちの強さ
女性セブン
(イメージ、GFdays/イメージマート)
《「歌舞伎町弁護士」が見た恐怖事例》「1億5000万円を食い物に」地主の息子がガールズバーで盛られた「睡眠薬入りカクテル」
NEWSポストセブン
和久井学被告が抱えていた恐ろしいほどの“復讐心”
【新宿タワマン殺人】和久井被告(52)「バイアグラと催涙スプレーを用意していた…」キャバクラ店経営の被害女性をメッタ刺しにした“悪質な復讐心”【求刑懲役17年】
NEWSポストセブン
幼少の頃から、愛子さまにとって「世界平和」は身近で壮大な願い(2025年6月、沖縄県・那覇市。撮影/JMPA)
《愛子さまが11月にご訪問》ラオスでの日本人男性による児童買春について現地日本大使館が厳しく警告「日本警察は積極的な事件化に努めている」 
女性セブン
女優・遠野なぎこの自宅マンションから身元不明の遺体が見つかってから1週間が経った(右・ブログより)
《上の部屋からロープが垂れ下がり…》遠野なぎこ、マンション住民が証言「近日中に特殊清掃が入る」遺体発見現場のポストは“パンパン”のまま 1週間経つも身元が発表されない理由
NEWSポストセブン