眞子さんと結婚され、司法試験の結果も出た小室さん
さらに追い打ちをかけるのが、歴史的な物価高である。もともとニューヨークの物価は非常に高く、東京の2倍とも言われる。そこへ来て、アメリカの中央銀行にあたるFRB(連邦準備制度理事会)がこれまで続けてきた空前の金融緩和によって、物価が上昇し続けているのだ。
3月10日にアメリカ労働省が発表した2月の消費者物価指数は、前年同月比でプラス7.9%。実に40年ぶりの高い伸びとなっている。在米ジャーナリストが現地の様子を語る。
「特にガソリン価格の高騰が著しい。そして、燃料費の高騰が、食料品や日用品などの物価を押し上げています。特に外食となると、ランチでも日本円の感覚では1食2000円というのも当たり前です。家賃もどんどん高騰していて、インフレを実感している人は多い。収入の伸びが追いついていない人のほうが圧倒的に多いと言えます。アメリカの報道では、この物価高は当面続くという分析が多くなっています」
加えてロシアによるウクライナ侵攻が、コストプッシュ型インフレを招く懸念も出ている。バイデン政権がロシアへの追加制裁としてロシア産原油の輸入禁止を発表したほか、世界有数の小麦産地であるロシアとウクライナからの輸出が激減することから、食糧の高騰も予想されている。
1年で7~8%のインフレとなると数年で物価は1.5倍。眞子さんは1億円ともされる貯金があると報じられたことがあるものの、物価高騰に直面する小室さん・眞子さん夫妻の生活について、宮内庁関係者はこう懸念する。
「元皇族としての品位を保つため、そして何より安全を担保するため、家賃が安いところに住むわけにはいきません。いまは眞子さまの貯金を取り崩している状況だと思われますが、万が一、小室さんが司法試験が不合格になってしまうと、貯金を使い切ってしまう可能性も……。小室さんには、何としても合格していただきたいですね」
ニューヨークで幸せな結婚生活を送る2人にも、ロシアによるウクライナ侵攻の余波は無縁ではないようだ。