元新体操選手アリーナ・カバエワ氏(写真/UPI=共同)
愛人との隠し子の存在も見え隠れする。在英国際ジャーナリストの木村正人氏が言う。
「プーチン氏の故郷であるサンクトペテルブルク市で清掃員をしていたスヴェトラーナ・クリヴォノギフ氏という女性との間に隠し子がいるのではないかと、2020年にロシアの新興メディアが伝えました」
ロシアの独立系メディア「プロエクト」によると、プーチン氏は1990年代にスヴェトラーナ氏と出会い、10年間にわたって愛人関係にあったという。そして2003年、スヴェトラーナ氏は父親不詳の女児エリザヴェータを出産したと報じられている。
「現在大学生の彼女がSNSに投稿した顔写真がプーチン氏に似ていると話題になったこともあります。『プロエクト』は、『彼女はプーチン氏の娘と断定できる』との専門家の結論を紹介しました」(木村氏)
そうした記事があったためか、ロシア最高検察庁は2021年7月に「プロエクト」を「望ましくない組織」に認定。現在は活動を停止している。
※週刊ポスト2022年4月8・15日号