芸能

川津明日香『3年A組』のフェイク役が話題作で主演の座を掴むまで

新ドラマ『モトカレ←リトライ』で主演に抜擢された川津明日香

新ドラマ『モトカレ←リトライ』で主演に抜擢された川津明日香

 注目の若手俳優・鈴木仁(22)と川津明日香(22)がダブル主演を務める新ドラマ『モトカレ←リトライ』が、MBSドラマ特区枠(木曜深夜24時59分~)で4月7日より放送される。同名の人気コミックが原作で、中学時代の失恋を引きずったまま大学生になった蜜(川津)が、その原因であるモトカレ・楓(鈴木)と偶然隣の部屋に住み始めたことで繰り広げられるラブストーリーだ。

「これまで漫画原作の役は演じたことがなかったので、私は“キラキラ系は通らないパターンだな”と諦めていました。正直最初は自信がありませんでしたし、蜜が高校生だった頃を演じるのはちょっと恥ずかしいです(笑)」

 そう笑顔で明かしてくれたのは、ヒロインの蜜役を務める川津。2020年に特撮ドラマ『仮面ライダーセイバー』(テレビ朝日系)に出演したことで一躍注目を集め、近年はグラビアに挑戦するなど活動の幅を広げている。本作で連続ドラマ初主演となるが、蜜の役作りにあたって「原作モノゆえの難しさを感じた」と語る。

「原作ファンの視聴者の方は漫画の名シーンを“ベース”に作品を観ると思うので、できる限り自分も役柄に寄り添いたいと思っています。とはいえ、見た目だって違うし簡単に近づけることはできない。でもせめて『告白シーン』のような印象的なシーンだけは、原作の顔と表情に近い演技をしたいと思っています。その役作りとして、蜜の原作の表情を切り抜いて台本に貼ることでセリフと表情を少しでもリンクさせられるように意識しました」(川津)

「モデル一本では食べていけない」

 今年2月に22歳になった川津は、2014年に「ミスセブンティーン2014」のグランプリに選ばれたことで芸能界入り。『セブンティーン』の専属モデルとして活躍するが、2018年に卒業したことをきっかけに女優業に対して真剣に考えるようになったという。

関連キーワード

関連記事

トピックス

生成AIを用いた佳子さまの動画が拡散されている(時事通信フォト)
「佳子さまの水着姿」「佳子さまダンス」…拡散する生成AI“ディープフェイク”に宮内庁は「必要に応じて警察庁を始めとする関係省庁等と対応を行う」
NEWSポストセブン
麻辣湯を中心とした中国発の飲食チェーン『楊國福』で撮影された動画が物議を醸している(HP/Instagramより)
〈まさかスープに入れてないよね、、、〉人気の麻辣湯店『楊國福』で「厨房の床で牛骨叩き割り」動画が拡散、店舗オーナーが語った実情「当日、料理長がいなくて」
NEWSポストセブン
保護者を裏切った森山勇二容疑者
盗撮逮捕教師“リーダー格”森山勇二容疑者在籍の小学校は名古屋市内で有数の「性教育推進校」だった 外部の団体に委託して『思春期セミナー』を開催
週刊ポスト
まだ重要な問題が残されている(中居正広氏/時事通信フォト)
中居正広氏と被害女性Aさんの“事案後のメール”に「フジ幹部B氏」が繰り返し登場する動かぬ証拠 「業務の延長線上」だったのか、残された最後の問題
週刊ポスト
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《ブログが主な収入源…》女優・遠野なぎこ、レギュラー番組“全滅”で悩んでいた「金銭苦」、1週間前に公表した「診断結果」「薬の処方」
NEWSポストセブン
新宿・歌舞伎町で若者が集う「トー横」
虐待死の事例に「自死」追加で見えてきた“こどもの苛烈な環境” トー横の少女が経験した「父親からの虐待」
NEWSポストセブン
生徒のスマホ使用を注意しても……(写真提供/イメージマート)
《教員の性犯罪事件続発》過去に教員による盗撮事件あった高校で「教員への態度が明らかに変わった」 スマホ使用の注意に生徒から「先生、盗撮しないで」
NEWSポストセブン
京都祇園で横行するYouTuberによる“ビジネス”とは(左/YouTubeより、右/時事通信フォト)
《芸舞妓を自宅前までつきまとって動画を回して…》京都祇園で横行するYouTuberによる“ビジネス”「防犯ブザーを携帯する人も」複数の被害報告
NEWSポストセブン
インフルエンサーのアニー・ナイト(Instagramより)
海外の20代女性インフルエンサー「6時間で583人の男性と関係を持つ」企画で8600万円ゲット…ついに夢のマイホームを購入
NEWSポストセブン
ホストクラブや風俗店、飲食店のネオン看板がひしめく新宿歌舞伎町(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」のもとにやって来た相談者は「女風」のセラピスト》3か月でホストを諦めた男性に声を掛けた「紫色の靴を履いた男」
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《自宅から遺体見つかる》遠野なぎこ、近隣住民が明かす「部屋からなんとも言えない臭いが…」ヘルパーの訪問がきっかけで発見
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 万引き逮捕の350勝投手が独占懺悔告白ほか
「週刊ポスト」本日発売! 万引き逮捕の350勝投手が独占懺悔告白ほか
NEWSポストセブン