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10代から1日1食の未唯 白米、うどん、砂糖などは摂らないこだわり

1日の終わりに1食だけ食べるという未唯

1日の終わりに1食だけ食べるという未唯

 健康のためには1日3食をきちんととる──健康の基本だと思われている常識だが、必ずしもそうではないかもしれない。60代に突入しても美貌を保ち、ハードなステージをこなすピンク・レディーの未唯は、デビュー前の10代の頃から1日1食の生活を実践し続けていると話す。

「高校生の頃から歌手になりたい一心でボイストレーニングのことしか頭になく多忙な生活でした。朝はギリギリまで眠っていたいし、お昼も食べるよりも歌の練習を優先させていたため、特に意識していたわけでもなく、気がついたら夕食だけ食べる1日1食の習慣に近づいていました。

 20代の頃、事務所のスタッフが心配したため病院で診察を受けたのですが『どこにも異常はないし、このままの食生活でまったく問題ありません』とのこと。自分の体にはこのスタイルが合っているということもわかり、ずっと一日の終わりに夕食だけを食べる生活が続いています」

 一緒にステージに立つコーラスの女性からは「私なら空腹で歌えない」と驚かれるそうだが、未唯は1日1食生活こそが最もいいパフォーマンスができると断言する。

「どんなに体力を使う激しいステージであっても、むしろお腹に食べ物が入っている方が気になってしまって集中できない。胃の中に食べ物が入っているとその分、息継ぎのための呼吸が浅くなってしまう感覚があります」(未唯・以下同)

 ステージの前日はなるべく早い時間、夕方6時頃までに食事を済ませ、9時頃には眠りにつくようにしている。

「翌日、舞台を終えて帰ってくるのは0時を過ぎることもありますが、それまでは何もお腹に入れずに深夜に1食目のご飯をいただきます。食べることが大好きだからこそ、仕事がすべて終わってリラックスした状態で味わいたいんです。だから24時間以上何も食べないこともあります」

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