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琵琶湖畔を堪能できる2路線で名刹を愛でる 京都・福井への旅、駅弁3選

滋賀・京都などの駅弁を楽しむ(写真は滋賀県・米原駅の『湖北のおはなし』)

滋賀・京都などの駅弁を楽しむ(写真は滋賀県・米原駅の『湖北のおはなし』)

 日本で一番、大きな湖である琵琶湖は、JR東海道本線(琵琶湖線)とJR湖西線で一周することができる。特に近江塩津駅と山科駅を結ぶ湖西線は琵琶湖の西岸を走り、車窓から湖面の眺めを楽しめる区間が多い。一方、湖東側の琵琶湖線沿線には彦根城や近江八幡など観光名所があり、途中下車の旅も面白い。

 前後に京都駅付近で古寺巡り、JR北陸本線まで足を伸ばして福井駅を起点に永平寺参拝を組むと充実の観光コースができる。京都・滋賀・福井の3県を堪能できる旅にぴったりの沿線の駅弁を3種、紹介しよう。

【米原駅(滋賀県)】『湖北のおはなし』(井筒屋)1200円

 鴨のローストなど湖北地方の名産品を満載。春は山菜、夏は枝豆と季節ごとにおこわの具が変わる。琵琶湖の葦を纏った器、風呂敷が旅情を誘う。

【京都駅(京都府)】『京都のきつね丼』(穂久彩) 972円

京都府・京都駅の『京都のきつね丼』(穂久彩)

京都府・京都駅の『京都のきつね丼』(穂久彩)

 人気のご当地駅弁。京都では油揚げを「きつね」と呼び、短冊状に細く切った「刻みきつね」に鰹の風味がきいた出汁、九条ねぎが絡んで滋味深い。

京都では油揚げを「きつね」と呼び、短冊状に細く切った「刻みきつね」に鰹の風味がきいた出汁、九条ねぎが絡んで滋味深い

京都では油揚げを「きつね」と呼び、短冊状に細く切った「刻みきつね」に鰹の風味がきいた出汁、九条ねぎが絡んで滋味深い

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