芸能

上野樹里、広瀬アリス主演 春の恋愛ドラマに「既視感」「ステレオタイプ」と厳しい声

上野樹里

主演ドラマに厳しい評価も…

 2022年春ドラマは、スポ根、ヤンキー。探偵など、多種多様な作品が出揃っている。そしてもちろん、恋愛モノのドラマも多いが、その評価はどうなのだろうか。

 上野樹里(35才)と松重豊(59才)の父娘のダブル婚活をテーマにした『持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~』(TBS系)は、友達以上恋人未満の関係を指す新単語「サム(some)」が登場し、SNSで話題になったが、こちらは厳しい評価も。放送作家の山田美保子さんはこう話す。

「いわゆる父娘の話は、31年前に田村正和さん(享年77)主演で放送された『パパとなっちゃん』(TBS系)などでこすられ続けているので、どうしても既視感がある。

 それにこのドラマの主演は当初、戸田恵梨香さん(33才)が務めると噂されていただけに、どうしても“代役”の上野さんと役が合っていないように感じてしまいます……」

『恋なんて、本気でやってどうするの?』(フジテレビ系)は、恋愛はムダだと考える女子の広瀬アリス(27才)と、来る者拒まずの男子・SixTONESの松村北斗(26才)を軸に、恋に本気になれない6人の男女が織りなすラブストーリー。テーマとしては王道ではあるが「古くさい」との評価も。テレビ解説者の木村隆志さんは、こう見る。

「広瀬さん、松村さんといういま輝いている旬の俳優2人がいるのに、なんで6人の群像劇にしてしまったのか。パパ活とか不倫などを交えた設定がステレオタイプです。今後はかつて『ラブジェネレーション』(フジテレビ系)などを手がけた脚本家の浅野妙子さんがどこまで令和のリアルな恋愛を見せていけるか。

 ヒロインの職業が食器デザイナーなどのトレンディードラマ感も含めて、もう少し現代の女性が共感できるところがほしい」

関連記事

トピックス

中居正広
【救世主になるか】中居正広、退所後も事務所スタッフと連携 ジャニーズの後輩たちに示す“生きる道”
女性セブン
大人気ドラマ『VIVANT』(インスタグラムより)
『VIVANT』で注目の自衛隊「別班」、金大中事件では元メンバーの関与浮上するも安倍元首相は「別班」の存在自体を否定
NEWSポストセブン
フジ・宮司愛海アナ(右)と常田俊太郎氏
【全文公開】フジ・宮司愛海アナ、東大卒実業家兼音楽家と育んでいた半同棲愛 本人は「うふふふ」
週刊ポスト
別々の施設で暮らす2人
おすぎとピーコ、進行するお互いの認知症のシビアな現実 別々の施設に入り「今生の別れ」
女性セブン
港浩一
【改編期の異変】フジテレビが「楽しくなければ」の姿勢を鮮明に 世帯視聴率狙いの番組を一掃し原点回帰へ
NEWSポストセブン
羽生結弦(AFP=時事)と末延さん
羽生結弦と結婚の末延麻裕子さんの関係は“憧れのプルシェンコ”にリンクする 「スケーターとバイオリニストの相性はいい」
NEWSポストセブン
推しの名が書かれたうちわを掲げておおはしゃぎ
【筋金入りの「スー女」】川口春奈、国技館で相撲観戦 推し力士「翔猿」の名前入りうちわを振って応援
女性セブン
タクシーで逃げようとする女性のカバンを掴むコロアキ
《美人転売ヤーを私人逮捕》炎上系YouTuber・コロアキ「俺逮捕されますか?」 逮捕動画に弁護士は「暴行罪や傷害罪に該当する可能性」
NEWSポストセブン
宮司と常田のツーショット
《熱愛》フジ宮司愛海アナ、彼とのデートでも高級ブランドは身につけず 「質素倹約ファッション」を貫く理由
NEWSポストセブン
滝沢秀明氏に告発
「滝沢秀明は強制的にキスをさせる」ジャニーズ性加害問題当事者の会代表が新たな疑惑を告発
女性セブン
羽生結弦(時事通信フォト)と結婚相手の末延麻裕子さん
羽生結弦の結婚相手“まゆちゃん”は社長令嬢ながら元「どギャル」で信念持つ女性 嫁姑関係が心配されるも「彼女なら大丈夫」
NEWSポストセブン
仙台育英を破って107年ぶり2度目の優勝を果たし、感極まる慶応高校選手たち。彼らの髪型も話題になった(時事通信フォト)
甲子園での長髪選手の活躍で「坊主頭にする自由」が理解されにくくなっている
NEWSポストセブン