黒島結菜がヒロインを務める『ちむどんどん』(写真/NHK提供)
具志堅とある出演者は、深い縁で結ばれている。具志堅と言えば「ちょちゅね~」という独特の語り口でも知られるが、この口調を最初にまねして流行らせたのが、片岡鶴太郎(67才)だ。
今作で片岡は、頼る先なく上京し、途方に暮れていた暢子に手を差し伸べた横浜市鶴見地区の沖縄県人会会長・平良三郎を演じている。片岡は、かつては芸能活動の傍らボクシングに熱中していたことがあり、プロ試験にも合格しているほどだ。暢子が下宿する沖縄居酒屋「あまゆ」の主人としても出演する、うちな~噺家の志ぃさー(藤木勇人)さん(61才)が語る。
「お目にかかる前は、仙人のようなイメージを抱いていましたが、実際の印象もその通りでした(笑い)。撮影の合間には眠気が覚めるポーズを共演者に教えるなど、現場がヨガ教室のような雰囲気になることもあります」
※女性セブン2022年6月9日号