今年2月、北京五輪のショートプログラムでは、冒頭の4回転サルコーを踏み切ろうとした際に、スケート靴のエッジがリンクに開いた穴にひっかかる不運に見舞われた羽生。直後のインタビューでは、「(氷に)ちょっと嫌われたな」と苦笑いするしかなかった。
「結果、北京五輪ではメダルを逃しましたが、彼の氷を愛する心、スケートを愛する心は変わるどころか、ますます深まっている。いまの彼の演技からは、リンクに立てる喜びと『ファンを幸せにしたい』という思いがひしひしと伝わってきます」(別のフィギュアスケート関係者)
即興演技の舞台となった名古屋は、羽生のお気に入りの場所の1つのようだ。
「地元のテレビ局のインタビューでは、『名古屋といえば?』の質問に『手羽先ですね』と即答。隣の三重県にある伊勢神宮が大好きで、『あそこで味わった空気は二度と忘れないなと思った記憶があります。また行きたいな』とも語っていました」(名古屋のイベント関係者)
FaOIも後半戦に突入し、残すところ神戸、静岡での6公演。今後も、「エンターテイナー・ゆづ」からますます目が離せない。
※女性セブン2022年6月23日号