返ってこない、そのまま使われてしまう、逆切れも
●電動アシスト自転車の貸し借りでいま、いやな思いをしています。
田舎住まいで車の運転免許を持っていない私が、バイト先までの40分の道のりを1年も通えたのはそれのおかげ。でも、さすがに毎日の往復はきつい。もう少しラクできないかと思い、原付バイクの免許を取ったのです。
そんなときいとこのS子が遊びに来て、お役御免になった電動アシスト自転車をめざとく見つけ、「ちょっと貸して」と乗って帰りました。「明日返しにくる」と言うので「そんなにあわてて返さなくていいよ」と言ったのが運のツキ。
3か月後には「返さなくていいって言った!」と脳内変換してブチ切れ。それだけじゃない。今年の春、高校に入学した娘が通学用として学校に登録したから、あと3年は返せないだって。ずうずうしいにもほどがある。
そういえば昔からルーズ極まりない人だった。1000円単位で貸してはほったらかしの目に何度あったことか。もう貸さないと決めていたのに、高い愛車を持っていかれるとは。そういえば2才下の弟もいるわ。こりゃ永久に返ってこないよ。(茨城県・48才)
イラスト/ひろいまきこ
※女性セブン2022年6月23日号