ただし、国家機密に近過ぎるがゆえ、任務には命の危険を伴うことも。
「ロシアには、“皇帝に近づくことは死に近づくこと”という言葉があります。2020年11月にプーチン氏のボディガードの1人がクレムリンで自殺したと報じられています。ですが、精神的にも肉体的にも鍛え抜かれた屈強なボディガードであることもあって、プーチン氏による銃殺説も囁かれている。消された可能性を否定できません」(同前)
排泄物収集の任務を担ったあげく命を奪われかねないのだ。出世の芽があるとはいえ、独裁政権ならではの「ブルシット・ジョブ(クソみたいな仕事)」にならなければいいのだが。
※週刊ポスト2022年7月8・15日号