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ブラザートムが不倫騒動・事務所独立からの今を語る「娘にはよくハガキを書いてあげるんです」

メディアの前に久しぶりに姿を現したブラザートム(撮影/黒石あみ)

メディアの前に久しぶりに姿を現したブラザートム(撮影/黒石あみ)

 コメディアンとしてデビューし、ブラザー・コーン(Bro.KORN)との音楽デュオ、バブルガム・ブラザーズとしては1990年にリリースした『WON’T BE LONG』が大ヒット。タレントや俳優としても活躍し多様な顔をもつブラザートム(Bro.TOM)さん(66)は、2年前、不倫騒動や事務所独立などで渦中の人となった。その後はどうしているのか。本人に話を聞いた。

 * * *
 今の仕事はミュージカルが多いですね。この3月から6月まで『メリー・ポピンズ』をやって、大阪で終わった翌日から『BE MORE CHILL』というHey! Say! JUMPの薮宏太クンが主演のミュージカルの稽古に入りました。でも、稽古はまったく楽しくない(笑い)! 出演者は僕以外みんな若いから、もう、えらいことになってますよ。こんなに動けなくなってるとは思いませんでした。今のダンスは昔のと全然違うので筋肉痛になっていますよ。

 それに話し相手もいません(笑い)。そもそも、コロナだから無駄話はできないんですけど、スベろうと思ってちょっとボケてみたことに、気を遣って笑ってくれたりするんですよ。

 マジメな話をすると、『BE MORE CHILL』は米国でトニー賞を受賞した作品。マリファナなんて言葉が出てくる尖った作品だから、日本人にハッピーに伝えられるかな、と演出家(スティーヴン・ブラケット)と話したりも。面白い作品ではあるので、どう受け止められるか楽しみですね。

 コンサートもやってますよ。でも、若いときのように1人では武道館や東京ドームなど大きなハコではお客さんが集められない。かといって、コロナでお酒飲みながら楽しむような所では難しいでしょ。コロナがだいぶ落ち着いたといっても、お客さんが生で音楽を楽しまないことに慣れちゃって、屋外フェスはともかく、屋内の小さいハコだと厳しい。せっかく来てくれたお客さんも、騒がないんですよ。この現象は、次の世代になるまで続くんじゃないですかね。

 ライブはソロです。バブルガム・ブラザーズは一時活動を休止して、14年前にまた再開したんですけど……別れた夫婦がもう一度一緒に暮らしてみても難しいように、思ったよりしこりが残ってるんですよね(笑い)。コーンは昔の曲をまたやりたいと思っているようですけど、僕は気が乗らない。僕は表現したいものがどんどん変わるので、今、興味があることをやりたい。具体的にいうと、432Hz(ヘルツ)の音楽が面白い。一般的な音楽は440Hzで成り立っているんですけど、432Hzは癒やしの周波数といわれ、すごく面白いんですよ。僕はピアノの調律師をやってたことがあるくらいだから、音が好きで、音にこだわりがあるんです。

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