7月の気温は35℃ほどだが、水温は5℃程度。かなり冷たい
食費については日本より少しリーズナブル、といったところですが、生鮮食品の質は明らかに高いと思います。一週間分の野菜を八百屋さんで購入すると、だいたい1000~1500円。スーパーで購入する牛乳は良質なもので130円、卵も良いグレードのもので150円、ビールが200円、トルコ産のワインが500円からあり、1000円も出せば相当美味しいワインが飲めると思います。野菜がとにかく日本と比べて安くて良質なのが嬉しいです。
ちなみに光熱費が今年の1月から爆上がりしています。昨年から5倍も値上がりました。しかし元々がとても安かったので、よく自炊をする私でも、現在は、水道とガス代込みで月に約6000円、電気代は2000円程度。日本と比べて安いと思います。
現在(7月上旬)の為替は1トルコリラが8円前後です。しかし、トルコリラが対ドルで安くなると、翌日に物の値段が上がります。これは日本では経験したことがない制度で、水の値段から食品の値段まで為替の変動によって頻繁に上がったり下がったりします。トルコ内での物価は上がっていますが、月に10万~15万円で現在は豊かに生活ができる環境です。
【プロフィール】NATACO/1983年東京都生まれ。食に造詣の深い祖父と父の影響もあり食の世界へ。現在、グルメメディアの公認料理家、フードブランドプロデューサー、企業向けレシピ提供など、枠にとらわれない食のフィールドで活動中。コロナ渦の中、自宅でひろゆき、中田敦彦、メンタリストDaiGoらのYouTubeを見て、「やりたいことは実現ができる」と影響を受ける。2021年から生活の拠点をトルコのイズミルに移し、現在“トルコ生活”2年目に突入。
自然地区海外はビーチハウスなどの運営が禁じられている
手つかずのビーチがいくつも存在する
渓谷の間の影を利用してランチをとる家族