血管を切ったり、つなげたりする手術は、現在の手術支援ロボットでは不可能だという。「だからこそ、私の役割がまだまだあるのです」

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自身の技術は「やすやすと真似できるものではありません」という。しかし、若い医師にも惜しみなく手技を披露し、技術を伝え続けている

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週に2度の外来では、セカンドオピニオンを求める患者にも応対。他院での抗がん剤治療の結果を踏まえて、手術を提案することもある

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手術時間は15時間を超えることもある。腰痛に悩まされながらも「がんをきれいに切除すること」にこだわり、メスを持ち続ける

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他院で不可能とされた困難な手術を積極的に引き受ける中尾医師。全国平均の20分の1という驚異的な手術死亡率の低さを記録する

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高度な手技を必要とする「メセンテリック・アプローチ」。電気メスの出力数を細かく調整しながら、少しずつ血管をむき出しにしていく

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