『GTO』で共演し結ばれた2人
ここでは反町は、ジャイアンツで「打率は一割。でも、当たればホームラン」と称された人気選手・小木に。しかし、原監督に託された一発が出ず、チームは惜敗。自身も肩を痛めて「解雇通知」を受け取る。そんな折、なんと小木は、雷に打たれて即死!
だが、そこに「天国の案内人」田中(体が光っている児玉清)が現れて、「小木だと絶対名乗らない」を条件に別人の体で生き返る。乗っ取り屋と嫌われる会社社長・朝日奈の姿になった小木は、慣れない経営や突如現れた思春期の娘(志田未来)と向き合いながら、必死に現役復帰を目指す。このドラマの三十代の反町は、二十代の『ビーチボーイズ』や『GTO』のイケイケ時代より、少し渋みが出たものの、まだ人生に迷いがいっぱいといった雰囲気だ。先日、『A-Studio』に出演した反町は、三十代には迷いがあったと『相棒』で共演した水谷豊に自分の気持ちを話したと語っている。
小木は信頼するベテランコーチから「燃え尽きてこい」と送り出されたが、高柳は新町が燃え尽きるのを見届けた。高柳はアスリートの現実を冷静に見ている。多くの経験を経て「ビクトリー」のトップとしていろいろな顔を見せる反町隆史は、「理想の教師」、「理想の相棒」から、「理想の上司」になってきたのである。
長年人気の反町
『相棒』でも活躍
妻・松嶋菜々子もドラマ活躍中