国内

「18歳女子大生」インタビュー【第3回】吉川赳議員から大量の「LINEメッセージと電話」

同伴を提案する吉川議員とのLINE文面

同伴を提案する吉川議員とのLINE文面

 日本を騒がせた吉川赳・衆議院議員の18歳女子大生との「パパ活飲酒」問題。週刊ポスト取材班の直撃後に沈黙を貫いてきた女子大生・Xさんが、今回、あらためてインタビューに応じた。本誌独占の120分インタビュー、第1回でXさんは「吉川議員が18歳という年齢を知っていたこと」「愛人契約を持ちかけられたこと」、第2回では「ホテルの部屋で性的行為を要求されたこと」などを明かした。最終回となる本編では、吉川議員の主張に対して「事実と違います。放置できません」と語った。【全3回の第3回。第1回から読む】(聞き手:ジャーナリスト・赤石晋一郎)

 * * *
──週刊文春では、Xさんが男性経験がなく「初めては優しい吉川さんがいいから」とホテルまで来た、と吉川氏が親しい議員に語ったとして報道されていました。そんなことはありましたか?

「そんなワケないじゃないですか」

──吉川氏はブログで、ホテルの出来事については書いてません。

「そこはズルいというか。焼き肉屋でお酒を飲ませたことも問題かもしれませんが、ホテルで変なことをたくさんされたことが私は重要なポイントだと考えてます。なぜ、こんなにキモくて、キツい経験をしないといけないのか。

 吉川さんは自分がホテルで何をしたのか、自分の口できちんと説明して欲しいです」

──吉川氏のブログでは、Xさんが『週刊ポスト』とグルだといった主張もあります。

「それも責任転嫁だなぁと思います」

──こうしたトラブルのとき、男性側が「女性から誘われた」と主張することは多くあります。ブログでもクラブ従業員のXさんから誘ってきて騙されたというような主張をしています。

「吉川さんは無名議員でしたし、そんなことをする理由がないです。同伴しようと誘ってきたのも吉川さんですし、ホテルに連れ込んだのも吉川さんです。私が迂闊だったことは反省しています」

──週刊ポストでは、記者に直撃された吉川氏がXさんのアルバイト先のキャバクラに乗り込んできたとも報道していますが、事実でしょうか?

「お店にきて『Xと連絡を取らせろ』と高圧的に言って大騒ぎをしたそうです。たまたま私はその日が休みでした。

 LINEメッセージやLINE電話も大量に来ました。この時に友達に相談したら、『相手はヤバイ奴みたいだから記録は残しておいたほうがいい』とアドバイスされたのでLINEとかのやりとりは全てスクショしました」

関連キーワード

関連記事

トピックス

あとは「ワールドシリーズMVP」(写真/EPA=時事)
大谷翔平、残された唯一の勲章「WシリーズMVP」に立ちはだかるブルージェイズの主砲ゲレーロJr. シュナイダー監督の「申告敬遠」も“意外な難敵”に
週刊ポスト
左から六代目山口組・司忍組長、六代目山口組・高山清司相談役/時事通信フォト、共同通信社)
「六代目山口組で敵う人はいない」司忍組長以上とも言われる高山清司相談役の“権力” 私生活は「100坪豪邸で動画配信サービス視聴」も
NEWSポストセブン
35万人以上のフォロワーを誇る人気インフルエンサーだった(本人インスタグラムより)
《クリスマスにマリファナキットを配布》フォロワー35万ビキニ美女インフルエンサー(23)は麻薬密売の「首謀者」だった、逃亡の末に友人宅で逮捕
NEWSポストセブン
クマ被害で亡くなった笹崎勝巳さん(左/バトル・ニュース提供、右/時事通信フォト)
《激しい損傷》「50メートルくらい遺体を引きずって……」岩手県北上市・温泉旅館の従業員がクマ被害で死亡、猟友会が語る“緊迫の現場”
NEWSポストセブン
財務官僚出身の積極財政派として知られる片山さつき氏(時事通信フォト)
《増税派のラスボスを外し…》積極財政を掲げる高市早苗首相が財務省へ放った「三本の矢」 財務大臣として送り込まれた片山さつき氏は“刺客”
週刊ポスト
WSで遠征観戦を“解禁”した真美子さん
《真美子さんが“遠出解禁”で大ブーイングのトロントへ》大谷翔平が球場で大切にする「リラックスできるルーティン」…アウェーでも愛娘を託せる“絶対的味方”の存在
NEWSポストセブン
ベラルーシ出身で20代のフリーモデル 、ベラ・クラフツォワさんが詐欺グループに拉致され殺害される事件が起きた(Instagramより)
「モデル契約と騙され、臓器を切り取られ…」「遺体に巨額の身代金を要求」タイ渡航のベラルーシ20代女性殺害、偽オファーで巨大詐欺グループの“奴隷”に
NEWSポストセブン
ツキノワグマは「人間を恐がる」と言われてきたが……(写真提供/イメージマート)
《全国で被害多発》”臆病だった”ツキノワグマが変わった 出没する地域の住民「こっちを食いたそうにみてたな、獲物って目で見んだ」
NEWSポストセブン
イギリス出身のボニー・ブルー(本人のインスタグラムより)
《ビザ取り消し騒動も》イギリス出身の金髪美女インフルエンサー(26)が次に狙うオーストラリアでの“最もクレイジーな乱倫パーティー”
NEWSポストセブン
女優の趣里とBE:FIRSTのメンバーRYOKI(右/インスタグラムより)
《趣里が待つ自宅に帰れない…》三山凌輝が「ネトフリ」出演で超大物らと長期ロケ「なぜこんなにいい役を?」の声も温かい眼差しで見守る水谷豊
NEWSポストセブン
松田聖子のモノマネ第一人者・Seiko
《ステージ4の大腸がんで余命3か月宣告》松田聖子のものまねタレント・Seikoが明かした“がん治療の苦しみ”と“生きる希望” 感激した本家からの「言葉」
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 維新まで取り込む財務省の巧妙な「高市潰し」ほか
「週刊ポスト」本日発売! 維新まで取り込む財務省の巧妙な「高市潰し」ほか
NEWSポストセブン