ウソばかり並べるのはやめてほしい

テレビで顔を見る度に『無理……』と感じた女子大生

女子大生はテレビで吉川議員の顔を見る度に『無理……』と感じたという

──これだけ不快な思いをさせられて、Xさんはなぜ今まで沈黙していたのですか?

「自分がホテルに行ったことはアホだなと後悔していました。週刊ポストの取材に少し話をしてしまったけど、もう忘れたいと思っていました。あんな奴に傷つけられたと思うのも嫌だし、それからは深く考えないようにしていました。でもニュースで彼の顔を見る度に『無理……』と思い出してしまいます」

──吉川氏の主張が許せない?

「自分が迂闊だったことはわかっています。好奇心だけで行動してしまったことへの反省もあります。でも吉川さんが私を攻撃することや、事実と異なることを主張し続けることを、放置しておくのは違うなと思いました。

 本当の真相を知ってもらうためにも、こうしてインタビューに応じたり、弁護士に相談することも必要かもしれないと思うようになりました」

──最後に吉川氏に伝えたいことがあれば。

「吉川さん言葉は、そのほとんどがウソです。いくら釈明してもすぐにウソとわかる内容のものばかりで、そんなの(世間には)通らないと思います。全ての責任を女性に転換するような言い方にも納得がいきません。私たちの税金を使って、ウソばかりを並べることは、そろそろやめてほしいなと思っています」

(了。第1回から読む

【プロフィール】
赤石晋一郎(あかいし・しんいちろう)/「FRIDAY」「週刊文春」記者を経て2019年よりフリーに。近著に『韓国人、韓国を叱る 日韓歴史問題の新証言者たち』(小学館新書)。『元文春記者チャンネル』をYouTubeにて配信中。

※当記事は週刊ポストとジャーナリスト・赤石晋一郎氏とノンフィクションライター・甚野博則氏が運営するYouTube「元文春記者チャンネル」との合同取材となっております。「元文春記者チャンネル」の甚野氏 によるXさんへのインタビュー動画はYouTubeで配信中

関連キーワード

関連記事

トピックス

お笑いコンビ「ガッポリ建設」の室田稔さん
《ガッポリ建設クズ芸人・小堀敏夫の相方、室田稔がケーブルテレビ局から独立》4月末から「ワハハ本舗」内で自身の会社を起業、前職では20年赤字だった会社を初の黒字に
NEWSポストセブン
”乱闘騒ぎ”に巻き込まれたアイドルグループ「≠ME(ノットイコールミー)」(取材者提供)
《現場に現れた“謎のパーカー集団”》『≠ME』イベントの“暴力沙汰”をファンが目撃「計画的で、手慣れた様子」「抽選箱を地面に叩きつけ…」トラブル一部始終
NEWSポストセブン
母・佳代さんのエッセイ本を絶賛した小室圭さん
小室圭さん “トランプショック”による多忙で「眞子さんとの日本帰国」はどうなる? 最愛の母・佳代さんと会うチャンスが…
NEWSポストセブン
春の雅楽演奏会を鑑賞された愛子さま(2025年4月27日、撮影/JMPA)
《雅楽演奏会をご鑑賞》愛子さま、春の訪れを感じさせる装い 母・雅子さまと同じ「光沢×ピンク」コーデ
NEWSポストセブン
自宅で
中山美穂はなぜ「月9」で大記録を打ち立てることができたのか 最高視聴率25%、オリコン30万枚以上を3回達成した「唯一の女優」
NEWSポストセブン
「オネエキャラ」ならぬ「ユニセックスキャラ」という新境地を切り開いたGENKING.(40)
《「やーよ!」のブレイクから10年》「性転換手術すると出演枠を全部失いますよ」 GENKING.(40)が“身体も戸籍も女性になった現在” と“葛藤した過去”「私、ユニセックスじゃないのに」
NEWSポストセブン
「ガッポリ建設」のトレードマークは工事用ヘルメットにランニング姿
《嘘、借金、遅刻、ギャンブル、事務所解雇》クズ芸人・小堀敏夫を28年間許し続ける相方・室田稔が明かした本心「あんな人でも役に立てた」
NEWSポストセブン
第一子となる長女が誕生した大谷翔平と真美子さん
《真美子さんの献身》大谷翔平が「産休2日」で電撃復帰&“パパ初ホームラン”を決めた理由 「MLBの顔」として示した“自覚”
NEWSポストセブン
不倫報道のあった永野芽郁
《ラジオ生出演で今後は?》永野芽郁が不倫報道を「誤解」と説明も「ピュア」「透明感」とは真逆のスキャンダルに、臨床心理士が指摘する「ベッキーのケース」
NEWSポストセブン
渡邊渚さんの最新インタビュー
元フジテレビアナ・渡邊渚さん最新インタビュー 激動の日々を乗り越えて「少し落ち着いてきました」、連載エッセイも再開予定で「女性ファンが増えたことが嬉しい」
週刊ポスト
主張が食い違う折田楓社長と斎藤元彦知事(時事通信フォト)
【斎藤元彦知事の「公選法違反」疑惑】「merchu」折田楓社長がガサ入れ後もひっそり続けていた“仕事” 広島市の担当者「『仕事できるのかな』と気になっていましたが」
NEWSポストセブン
お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(61)と浜田雅功(61)
ダウンタウン・浜田雅功「復活の舞台」で松本人志が「サプライズ登場」する可能性 「30年前の紅白歌合戦が思い出される」との声も
週刊ポスト