(写真/JMPA)

逆風は吹きやまず…(写真/JMPA)

 さらに、追い打ちをかけたのが「仲間」の離反だ。今年6月、昭恵さんが経営する居酒屋「UZU」で、彼女の還暦祝いが行われ、友人として参加していたデヴィ夫人は9月16日のブログで国葬への反対を表明し、安倍氏を痛烈に批判した。

《国葬は天皇陛下のご崩御や、吉田茂首相のように戦後の日本を救った方なら納得ですが、長期政権というだけで、どんな功績があったというのでしょうか》

 国民の過半数が反対する中で開催された国葬は盛り上がりに欠け、世論の逆風は吹きやまない。そんな状況に昭恵さんはもはや放心状態だという。

「安倍さんの銃撃で警備態制の不備が指摘されただけに、警察は警備に特に力を入れており、都内の安倍邸の周辺道路はバリケードと機動隊によって24時間態制で完全防護されました。ほぼ監禁状態で動きを封じられたうえ、ようやく迎えた国葬が大炎上した昭恵さんは、『もともと私は国葬をやってなんて言ってないのに! なぜこんなことになるの……』と、途方に暮れているそうです」(前出・昭恵さんの知人)

 さらなる火種は10月15日に安倍氏の地元・山口で予定される「県民葬」だ。

「下関のコンベンション施設『海峡メッセ下関』、長門の劇場など8会場を借り上げています。費用の6300万円は山口県と自民党県連などが折半しますが、県民葬にも『法的根拠がない』『費用が高額』との批判があり、昭恵さんはこの先も、遺族なのに肩身が狭いというつらい環境を強いられそうです」(後援会関係者)

 国葬という区切りを終えた昭恵さんだが、まだまだ気持ちの晴れない日々が続きそうだ。

※女性セブン2022年10月13日号

厳戒態勢の中でもしめやかに(撮影/JMPA)

厳戒態勢の中でもしめやかに(撮影/JMPA)

(写真/JMPA)

国葬の前日まで打ち合わせに臨んでいた(写真/JMPA)

遺骨を手にする安倍昭恵氏(写真/JMPA)

遺骨を手にする昭恵さん(写真/JMPA)

(写真/JMPA)

岸田首相の後ろを歩く昭恵さん(写真/JMPA)

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