「社会的役割を自覚して行動し続けている」
果たして、この度、3人揃ってのテレビCM出演。サントリーグループの2030年、ペットボトルの100%サステナブル化の実現に向け、「みんなのボトルを、みらいへ!」生まれ変わって、次の人に届く…というメッセージと共に、3人はステージで改めてペットボトルの分別を体験し、訴求していた。
「彼らは自分たちの社会的役割を自覚して行動し続けている」とはジャーナリストの大谷昭宏氏のコメント。2016年の熊本地震の際、取材で現地入りした氏は、それよりも前にボランティア活動をした中居正広と香取に対し、現地の皆さんが心から感謝していたことを『ドデスカ!』(メ~テレ)で触れ、前述のコメントをした。そのとき隣で出演していた私も、東日本大震災のときから冠番組内で募金活動をしていたSMAPについてコメントさせてもらった。
「新しい地図」でいえば、SMAP時代から続けているパラリンピック競技のサポートや、日本財団とタッグを組んだ「LOVE POCKET FUND」(愛のポケット基金)で、コロナ禍に過酷な勤務を余儀なくされていた医療従事者の皆さんや、“ひとり親家庭”や“子ども食堂”などへの細やかな支援なども、大谷昭宏氏がいう“社会的役割”と“自覚”と言えよう。
サントリーグループの企業理念「人と自然と響き合う」とも合致する「新しい地図」の稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の日々の活動。そして、それを支援し続けるファンの皆さんには、「やっと会える!」有観客での「新しい地図」会員限定イベント『NAKAMA to MEETING Vol.2』が3年8か月ぶりに12月14日の東京・国立代々木競技場第一体育館を皮切りに各地で開催されることが発表された。
色々な想いをファンの皆さんと生で共有できるひとときに、この3年、コロナ禍に体験したり、感じたりしたことを稲垣、草なぎ、香取がどんな言葉で伝え、どんなパフォーマンスでファンの皆さんを勇気づけてくれるのか。今後も「新しい地図」の3人から目が離せない。
写真/小彼英一、平野哲郎
◆山田美保子:『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)などを手がける放送作家。コメンテーターとして『ドデスカ!』(メ~テレ)、『アップ!』(同)、『1周回って知らない話』(日本テレビ系)、『サンデージャポン』(TBS系)などに出演中。CM各賞の審査員も務める。