「新井の主張を支持していた人たちが草津に押しかけてきてデモを起こされたこともある。拡声器で『町長出てこい! 辞めろ!』と言われ、SNSには脅迫的な投稿もありました。騒動がネットで拡散されたことで、海外でも取り上げられ、『日本には常習的に性的暴行を繰り返す政治家がいる』という報道もあったそうです。国際問題にもなりかねなかった。私は政治家ですから、ある程度は我慢できますが、一番辛かったのは家族や町民まで馬鹿にされたこと。これには心を痛めました。今回の検察による新井の起訴は名誉毀損ではなく、虚偽告訴罪で国家を騙したということです。
フェミニストの方をはじめ、様々な方から、いろいろ言われ、なかには誹謗中傷もありました。誹謗中傷には毅然と自分で反論を書き、弁護士を通じて、それぞれに送りました。推定無罪なのに、私を犯罪者扱いするのはどういうことなのかと。しかし、手紙を送っても騒いでいた人たちから明確な反論はありませんでした。本当に酷いものでした」
新井元町議の在宅起訴で事態が大きく動くことが予想されるが、町民からは困惑する声があがっている。同町の旅館で働く女性は「町長と議会で話し合う問題だったのでは」と、黒岩町長と新井元町議双方の対応を批判。自営業の男性も「リコールのときは観光客の視線も気にせず、町長、新井さんそれぞれが必死に『肉体関係』やら『わいせつ行為』と演説していた。本当に情けない」と話す。日本有数の温泉地が被った影響は大きい。
2020年8月の新井元町議
2021年6月の新井元町議
2022年1月の新井町議。必ず白いジャケットを着用
こちらは白ジャケットではない(支援の会のツイッターより)
町役場で性行為が行なわれた疑惑が
新井元町議の住むマンション。近隣住民も姿を見かけないという