松本は『センチメンタル・ジャーニー』で、日本レコード大賞をはじめ多数の新人賞を受賞(写真/女性セブン)
「危険を伴う企画をやる時は、事前に念入りなリハーサルを行います。しかし実際には、お笑いコンビ『ずん』のやすが、『みなさんのおかげです』で、ゴムボートでスキー場のゲレンデを滑って腰の骨を折る大怪我をしたり、スギちゃんが『Qさま』(テレビ朝日系)の特番で10mの飛び込み台からプールに飛び込んで胸椎骨折で全治3か月の怪我をしたりと、大きな事故を生む例が相次いでいます。
事故が起きると、テレビ局は判で押したように『万全の対策を講じていたが……』といったコメントを発表しますが、“少しでも過激な映像を”という安易な姿勢が事故に繋がっているのは明白です。今回のケースにしても、危険と引き換えに笑いを取ろうとした結果、腰の骨を折る大けがさせてしまった。松本は『ご心配をおかけして申し訳ございません』とコメントしましたが、“出演者が同意しているから”という理屈はもはや通りません。
今後、落とし穴企画をやれば、視聴者は別の意味でハラハラするでしょうし、たとえケガがなくても、笑いよりも批判の方が多いはず。もう落とし穴企画をやるのは厳しいでしょう」(前出・民放バラエティ番組制作関係者)
今回、松本がケガをしたのは、秋の改編に合わせて鳴り物入りで始まった新企画だったが、これで封印されるのは確実だ。それどころか番組の存在自体が風前の灯だという。
「『オオカミ少年』はもともと2004年から2005年にかけて深夜枠で放送され、2020年に3回にわたって特番として復活。翌年にレギュラーに昇格する異例の復活劇でしたが、視聴率は今年6月に2%台を記録するなど惨憺たる有様で、打ち切りの噂が絶えません。今回の事故で打ち切りという声が出るのは避けられません」(テレビ情報誌記者)
とんねるすはたびたび落とし穴企画をやってきた
ロンハーでもたびたび芸人が落ちてきた