2024年5月韓国人ブローカー2人による組織的な売春斡旋の実態が明らかに
「日本が貧しくなったことの象徴ではないか」「情けない」──韓国で摘発された日本人女性による大規模な出稼ぎ売春事件が、日本中に衝撃を与えた。その実態が明るみに出るにつれ、世間では怒りよりも嘆きの声が広がっている。
事件は2024年5月、ソウルなどを中心に、韓国人ブローカー2人による組織的な売春斡旋の実態が明らかになったことに端を発する。ブローカーらが運営していたサイトの名前は「列島の少女たち」。“清純”や“従順”といったイメージで人気が高いとされる日本人女性を前面に押し出し、韓国人客を惹きつける宣伝文句が並べられていたのだ。
事件に関与した日本人女性の数は半年間で、なんと80人以上。20代の一般女性にくわえ、セクシー女優など著名な人物も含まれており、サービス料金は1回に130万〜250万ウォン(約13万〜25万円)と非常に高額だった。韓国の大手新聞「毎日経済」によると、「列島の少女たち」の広告サイトには、女性の制服姿やほぼ裸の写真のほか、女性のスタイル、さらに韓国語でのコミュニケーションの可否まで、詳細に記載されていたという。