教官役が話題の吉川晃司

教官役が話題の吉川晃司

 新ドラマでは風間が警察学校に赴任する前、新人刑事の「刑事指導官」だった時代を描く。捜査中、何者かの襲撃で右目を失明した風間が、冷酷な人柄になった背景も明らかになるという。

 なぜ、教官が注目されるのか。

 ひとつは、教官役は厳しさと凛々しさ、使命感をきっちり出せることだろう。制服に身を包み、生徒の前にすっくと立つ。ティアドロップ型のサングラスをした吉川を見て、来た来た鬼教官!と感じた人も多いはず。時に多くの人命に関わる職務をまっとうできるプロを育てるため、ダメなものはダメと言い切る「鬼教官」の指導には、みんな納得。それが厳しいほど、立ち向かう生徒たちも際立つし、応援したくもなる。

『舞いあがれ!』の宮崎編では、チームの親睦を深めようと舞がクリスマスにお好み焼きパーティーを企画。そうでした。みんな大人だから、ビールも飲めるってもんだ。つらい訓練の合間の一杯は、きっと美味いよな…。「教官」がいるドラマは、中高生の学園ドラマとは一味違うところで共感も呼ぶ。仕事に入る前のお仕事ドラマであり、苦味もわかるおとなの青春ドラマなのである。

福原遥

『舞いあがれ!』でヒロインを演じる福原遥

北村一輝

北村一輝は『テッパチ!』で熱血教官役

関連キーワード

関連記事

トピックス

カジュアルな服装の小室さん夫妻(2025年5月)
《親子スリーショットで話題》小室眞子さん“ゆったりすぎるコート”で貫いた「国民感情を配慮した極秘出産」、識者は「十分配慮のうえ臨まれていたのでは」
NEWSポストセブン
宮城野親方
《白鵬に若手親方から評価の声出るも…》「宮城野部屋の復活」が先送りされるウラに「相撲協会執行部が“第2の貴の乱”を恐れている」との指摘も
NEWSポストセブン
気持ちの変化が仕事への取り組み方にも影響していた小室圭さん
《小室圭さんの献身》出産した眞子さんのために「日本食を扱うネットスーパー」をフル活用「勤務先は福利厚生が充実」で万全フォロー
NEWSポストセブン
“極秘出産”していた眞子さんと佳子さま
《眞子さんがNYで極秘出産》佳子さまが「姉のセットアップ」「緑のブローチ」着用で示した“姉妹の絆” 出産した姉に思いを馳せて…
NEWSポストセブン
六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)と稲川会の内堀和也会長
《日本中のヤクザが横浜に》稲川会・清田総裁の「会葬」に密着 六代目山口組・司忍組長、工藤會トップが参列 内堀会長が警察に伝えた「ひと言」
NEWSポストセブン
5月で就任から1年となる諸沢社長
《日報170件を毎日読んでコメントする》23歳ココイチFC社長が就任1年で起こした会社の変化「採用人数が3倍に」
NEWSポストセブン
石川県をご訪問された愛子さま(2025年、石川県金沢市。撮影/JMPA)
「女性皇族の夫と子の身分も皇族にすべき」読売新聞が異例の提言 7月の参院選に備え、一部の政治家と連携した“観測気球”との見方も
女性セブン
日本体操協会・新体操部門の強化本部長、村田由香里氏(時事通信フォト)
《新体操フェアリージャパン「ボイコット事件」》パワハラ問われた村田由香里・強化本部長の発言が「二転三転」した経過詳細 体操協会も調査についての説明の表現を変更
NEWSポストセブン
岐阜県を訪問された秋篠宮家の次女・佳子さま(2025年5月20日、撮影/JMPA)
《ご姉妹の“絆”》佳子さまがお召しになった「姉・眞子さんのセットアップ」、シックかつガーリーな装い
NEWSポストセブン
会話をしながら歩く小室さん夫妻(2025年5月)
《極秘出産が判明》小室眞子さんが夫・圭さんと“イタリア製チャイルドシート付ベビーカー”で思い描く「家族3人の新しい暮らし」
NEWSポストセブン
ホームランを放ち、観客席の一角に笑みを見せた大谷翔平(写真/アフロ)
大谷翔平“母の顔にボカシ”騒動 第一子誕生で新たな局面…「真美子さんの教育方針を尊重して“口出し”はしない」絶妙な嫁姑関係
女性セブン
寄り添って歩く小室さん夫妻(2025年5月)
《木漏れ日の親子スリーショット》小室眞子さん出産で圭さんが見せた“パパモード”と、“大容量マザーズバッグ”「夫婦で代わりばんこにベビーカーを押していた」
NEWSポストセブン