●フィゲラスの魚の木偶(スペイン)
フィゲラスの街ではサルバドール・ダリが英雄。この木偶は地元の骨董商にダリの作品として紹介された。
フィゲラスの魚の木偶(スペイン)
●ロカ岬の灯台の置き物(ポルトガル)
ロカ岬はユーラシア大陸最西端の岬。灯台の向こうに広がる大海原は雲母のように輝いていた。
ロカ岬の灯台の置き物(ポルトガル)
●ジョアン・ミロのアトリエの庭のエンドウ豆(スペイン)
ミロの作品『農園』にも描かれたエンドウの木の豆。豆が黒く熟すまでパリの定宿で保管した。
ジョアン・ミロのアトリエの庭のエンドウ豆(スペイン)
●海辺のレストランのマテ貝(フランス)
ドーヴィルで食べたバター焼きの殻。ガラクタ置場には“スッ殻カン”と書かれた紙が添えてある。
海辺のレストランのマテ貝(フランス)
●海南島の石のサイコロ(中国)
中国最南端の島・海南島の小店で求めたサイコロ。丸みを帯びていてなかなか止まらない。
海南島の石のサイコロ(中国)
『旅行鞄のガラクタ』(小学館刊)税込1870円/置き物から押し花まで、旅先から持ち帰った34の土産物にまつわる最新エッセイ集
『旅だから出逢えた言葉 3』(小学館刊)税込748円/世界中を旅して出逢った人々の「言葉」をテーマにした紀行エッセイ集の第3弾
■展示「旅行鞄のガラクタ展」/小学館ビル1階にて2023年1月31日(火)まで公開(9時30分~17時30分まで。入場料無料。土日祝日、12月29日~2023年1月4日は閉館)
撮影/太田真三
※週刊ポスト2022年12月23日号