芸能

石橋貴明、TV地上波出演は「年末年始だけ」でも存在感を発揮できる理由

存在感は変わらない石橋貴明(時事通信フォト)

TVに出なくなっても存在感は変わらない石橋貴明(時事通信フォト)

 年末年始はテレビ番組も特別編成。普段は揃わない豪華メンバーが揃ったり、超大型特番が放送されたりと華やかなムードに包まれるが、テレビ業界のかきいれ時に俄然存在感を発揮するのが石橋貴明(61才)だ。

 長らく“バラエティの王様”として君臨するも、2021年にレギュラー番組が消滅した石橋だが、17日には『細かすぎて伝わらないモノマネ』(フジテレビ系)が放送され、年始には恒例の『とんねるずのスポーツ王は俺だ!!』(テレビ朝日系)にも出演。『細かすぎて』は視聴率10.1%(ビデオリサーチ。関東)を記録し、『スポーツ王』も毎年、好視聴率を記録する人気番組だ。1年でたった数回しか地上波のテレビに出ないのに、これほど存在感があるのはなぜなのか。

「2020年に始めたYouTubeの“効果”は間違いなくあります。当時すでに多くの芸能人がYouTubeを始めていましたが、石橋クラスの大物の参入は初。それゆえ成否が注目されましたが、登録者数は凄まじいペースで伸びて、開設からわずか1か月あまりで100万人を突破し、その後167万人(12月20日時点)まで伸びています。

 とにかく顔が広く、お笑い芸人はもちろんのこと、バリバリの売れっ子タレント、超大物アスリート、歌手、女優など、出演する人物は超有名人ばかり。それが頻繁にネットニュースで報じられるので、名前が忘れられることがありません。

 まれに地上波に出演した際の現役感もさすがです。並の芸能人なら、ひとたび一線を退いてしまうと、急にテレビに呼ばれても勘が鈍っており、“過去の人”という雰囲気が漂ってしまいますが、石橋はそういったこととは無縁。9月に放送された『お笑いオムニバスGP』(フジテレビ系)でも反応は鋭くコメントも的確で、さらに往年のイジり芸も健在で、錆びついた感じがまったくありません」(芸能記者)

 YouTubeの動画リストを眺めると、王貞治、清原和博、佐々木朗希、伊達公子、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾など、目を疑うような大物がずらり。これには並み居るYouTuberも黙るしかないが、石橋の芸歴を振り返れば、本命がテレビなのは間違いない。

関連記事

トピックス

令和6年度 各種団体の主な要望と回答【要約版】
【自民党・内部報告書入手】業界に補助金バラ撒き、税制優遇のオンパレード 「国民から召し上げたカネを業界に配っている」と荻原博子氏
週刊ポスト
なかやまきんに君が参加した“謎の妖怪セミナー”とは…
なかやまきんに君が通う“謎の妖怪セミナー”の仰天内容〈悪いことは妖怪のせい〉〈サントリー製品はすべて妖怪〉出演したサントリーのウェブCMは大丈夫か
週刊ポスト
常に全力笑顔の林家つる子
《抜擢で真打ち昇進》林家つる子、コロナ禍でYouTubeに挑戦し「揺るがない何かができた」 サービス精神旺盛な初代・林家三平一門の系譜
週刊ポスト
グラビアから女優までこなすマルチタレントとして一世を風靡した安田美沙子(本人インスタグラム)
《過去に独立トラブルの安田美沙子》前事務所ホームページから「訴訟が係属中」メッセージが3年ぶりに削除されていた【双方を直撃】
NEWSポストセブン
エンゼルス時代、チームメートとのコミュニケーションのためポーカーに参加していたことも(写真/AFP=時事)
《水原一平容疑者「違法賭博の入り口」だったのか》大谷翔平も参加していたエンゼルス“ベンチ裏ポーカー”の実態 「大谷はビギナーズラックで勝っていた」
週刊ポスト
阿部詩は過度に着飾らず、“自分らしさ”を表現する服装が上手との見方も(本人のインスタグラムより)
柔道・阿部詩、メディア露出が増えてファッションへの意識が変化 インスタのフォロワー30万人超えで「モデルでも金」に期待
週刊ポスト
中条きよし氏、トラブルの真相は?(時事通信フォト)
【スクープ全文公開】中条きよし参院議員が“闇金顔負け”の年利60%の高利貸し、出資法違反の重大疑惑 直撃には「貸しましたよ。もちろん」
週刊ポスト
店を出て並んで歩く小林(右)と小梅
【支払いは割り勘】小林薫、22才年下妻との仲良しディナー姿 「多く払った方が、家事休みね~」家事と育児は分担
女性セブン
大の里
新三役・大の里を待つ試練 元・嘉風の中村親方独立で懸念される「監視の目がなくなる問題」
NEWSポストセブン
テレビや新聞など、さまざまなメディアが結婚相手・真美子さんに関する特集を行っている
《水原一平ショックを乗り越え》大谷翔平を支える妻・真美子さんのモテすぎ秘話 同級生たちは「寮内の食堂でも熱視線を浴びていた」と証言 人気沸騰にもどかしさも
NEWSポストセブン
「特定抗争指定暴力団」に指定する標章を、山口組総本部に貼る兵庫県警の捜査員。2020年1月(時事通信フォト)
《山口組新報にみる最新ヤクザ事情》「川柳」にみる取り締まり強化への嘆き 政治をネタに「政治家の 使用者責任 何処へと」
NEWSポストセブン
行きつけだった渋谷のクラブと若山容疑者
《那須2遺体》「まっすぐ育ってね」岡田准一からエールも「ハジけた客が多い」渋谷のクラブに首筋タトゥーで出没 元子役俳優が報酬欲しさに死体損壊の転落人生
NEWSポストセブン