芸能

テレビ出演見合わせが続く三浦瑠麗氏 上から目線の発言やインスタ投稿にみる「下方比較」の匂い

テレビ出演見合わせが続く三浦瑠麗氏(時事通信フォト)

テレビ出演見合わせが続く三浦瑠麗氏(時事通信フォト)

 臨床心理士・経営心理コンサルタントの岡村美奈さんが、気になったニュースや著名人をピックアップ。心理士の視点から、今起きている出来事の背景や人々の心理状態を分析する。今回は、夫の会社が家宅捜索を受けたことでテレビ出演を見合わせている国際政治学者の三浦瑠麗氏(42才)をめぐる上方比較と下方比較について。

 * * *
「国際政治学者の三浦瑠麗氏が、テレビの世界から消えるかもしれない―─」という書き出しの記事が、NEWSポストセブンに掲載されたのは2023年1月30日。その文章の通り、これまで多くのメディアで辛口コメンテーターとして活躍していた彼女の姿が、あっという間にメディアから消えた。

 記事タイトルは『三浦瑠麗氏、相次ぐ番組出演見合わせ 夫の会社家宅捜索で”炎上キャラ”終了、復帰は困難か』。三浦氏の夫、清志氏が代表を務める投資会社「トライベイキャピタル」の本社と自宅に、太陽光発電事業に関するおよそ10億円をだまし取ったとして刑事告訴され、東京地検特捜部が家宅捜索に入ったことが報じられたのだ。

 三浦氏は、自身が代表を務める「山猫総合研究所」の公式サイトを通じて、家宅捜索の報道が事実だと認め「まったく夫の会社経営には関与しておらず、一切知りえないこと」とコメントした。だが夫の会社と三浦氏の研究所は同じ住所。過去に太陽光をすすめる発言もあったと聞けば、そんなことがあり得るのか?と考えるのが世間一般。コメントに対する疑惑が浮上するのも当然といえば当然で、今回も炎上したようだ。

 三浦氏のイメージといえば舌鋒鋭い論客で、見た目や雰囲気からも冷ややかで淡々としている印象だ。メディアに出てきた頃からズケズケとした辛辣な物言いは変わらないが、最初の頃は国際政治学者として専門家目線のコメントが多かったように思う。この1年あまりは、テーマに関わらず歯に衣着せず発言することもあり、専門家という印象が希薄になった気がする。

関連キーワード

関連記事

トピックス

違法薬物を所持したとして不動産投資会社「レーサム」の創業者で元会長の田中剛容疑者と職業不詳・奥本美穂容疑者(32)が逮捕された(左・Instagramより)
「よだれを垂らして普通の状態ではなかった」レーサム創業者“薬物漬け性パーティー”が露呈した「緊迫の瞬間」〈田中剛容疑者、奥本美穂容疑者、小西木菜容疑者が逮捕〉
NEWSポストセブン
1泊2日の日程で石川県七尾市と志賀町をご訪問(2025年5月19日、撮影/JMPA)
《1泊2日で石川県へ》愛子さま、被災地ご訪問はパンツルック 「ホワイト」と「ブラック」の使い分けで見せた2つの大人コーデ
NEWSポストセブン
男が立てこもっていたアパート
《船橋立てこもり》「長い髪に無精ヒゲの男が…」事件現場アパートに住む住人が語った“緊迫の瞬間”「すぐ家から出て!」
NEWSポストセブン
違法薬物を所持したとして不動産投資会社「レーサム」の創業者で元会長の田中剛容疑者と職業不詳・奥本美穂容疑者(32)が逮捕された(左・Instagramより)
《美女をあてがうスカウトの“恐ろしい手練手管”》有名国立大学に通う小西木菜容疑者(21)が“薬物漬けパーティー”に堕ちるまで〈レーサム創業者・田中剛容疑者、奥本美穂容疑者と逮捕〉
NEWSポストセブン
大阪・関西万博で「虫が大量発生」という新たなトラブルが勃発(写真/読者提供)
《万博で「虫」大量発生…正体は》「キャー!」関西万博に響いた若い女性の悲鳴、専門家が解説する「一度羽化したユスリカの早期駆除は現実的でない」
NEWSポストセブン
江夏豊氏が認める歴代阪神の名投手は誰か
江夏豊氏が選出する「歴代阪神の名投手10人」 レジェンドから個性派まで…甲子園のヤジに潰されなかった“なにくそという気概”を持った男たち
週刊ポスト
キャンパスライフを楽しむ悠仁さま(時事通信フォト)
悠仁さま、筑波大学で“バドミントンサークルに加入”情報、100人以上所属の大規模なサークルか 「皇室といえばテニス」のイメージが強いなか「異なる競技を自ら選ばれたそうです」と宮内庁担当記者
週刊ポスト
前田健太と早穂夫人(共同通信社)
《私は帰国することになりました》前田健太投手が米国残留を決断…別居中の元女子アナ妻がインスタで明かしていた「夫婦関係」
NEWSポストセブン
子役としても活躍する長男・崇徳くんとの2ショット(事務所提供)
《山田まりやが明かした別居の真相》「紙切れの契約に縛られず、もっと自由でいられるようになるべき」40代で決断した“円満別居”、始めた「シングルマザー支援事業」
NEWSポストセブン
新体操「フェアリージャパン」に何があったのか(時事通信フォト)
《代表選手によるボイコット騒動の真相》新体操「フェアリージャパン」強化本部長がパワハラ指導で厳重注意 男性トレーナーによるセクハラ疑惑も
週刊ポスト
1990年代にグラビアアイドルとしてデビューし、タレント・山田まりや(事務所提供)
《山田まりやが明かした夫との別居》「息子のために、パパとママがお互い前向きでいられるように…」模索し続ける「新しい家族の形」
NEWSポストセブン
違法薬物を所持したとして不動産投資会社「レーサム」の創業者で元会長の田中剛容疑者と職業不詳・奥本美穂容疑者(32)が逮捕された(左・Instagramより)
【国立大に通う“リケジョ”も逮捕】「薬物入りクリームを塗られ…」小西木菜容疑者(21)が告訴した“驚愕の性パーティー” 〈レーサム創業者・田中剛容疑者、奥本美穂容疑者に続き3人目逮捕〉
NEWSポストセブン