国内

《逮捕の一夫多妻男》女性9人・子供3人の「生活費」はどうなっていた? 供出金1人8万円、マインドコントロールの末

渋谷容疑者と妻(2006年に行われた会見)

渋谷容疑者と妻(2006年に行われた会見)

 東京・東大和市の自宅で、事実上の一夫多妻生活を送っていた元占い師の渋谷博仁容疑者(74)。渋谷容疑者は、現在の妻以外に、逮捕された元妻・渋谷千秋容疑者を含む女性8人、その子供3人と暮らしていた。今回は、新たに10代の女性を自宅に連れ込んでマインドコントロール状態にし、性的暴行を加えようとした準強制性交未遂の疑いが持たれている。近隣住民はこう語る。

「住んでいる中で男性は、逮捕されたおじいさん1人。ほかに、小学生くらいの子供が複数いる。学校には行っているようでした。他に住んでいるのは女性ばかりで、へんな家だなぁとは思っていました。女性たちはだいたい髪が長く、眼鏡をかけた人もいて、あまり派手な感じではありません。あまり近所付き合いはなかったようですが、女性と挨拶したことはあります」

 渋谷容疑者は、17年前の2006年にも脅迫容疑で逮捕されていた。当時21歳の女性を自宅に連れ込み、「ここを出ていけば肉を削られてミンチにされる」などと脅した容疑で、のちに有罪判決を受けた。

 この不思議な一夫多妻生活について、フジテレビの朝の情報番組『めざまし8』では、MCの谷原章介が「法的な重婚状態かどうかははっきり分かってはいないですけど、元妻が9人いる状態で同居している生活、想像できますか?」とコメンテーターの中村逸郎・筑波大名誉教授に問いかけ、中村教授は「全くできないです。生活費をどうやって出していたんだろうっていうことが、そこが私にとって1番、この点も異様だなっていうことですね」と語っていた。

 実は、その「生活費の謎」については17年前の逮捕直前、『週刊ポスト』が渋谷容疑者に独占インタビューを行っていた中で明らかになっていた。

関連記事

トピックス

今季から選手活動を休止することを発表したカーリング女子の本橋麻里(Xより)
《日本が変わってきてますね》ロコ・ソラーレ本橋麻里氏がSNSで参院選投票を促す理由 講演する機会が増えて…支持政党を「推し」と呼ぶ若者にも見解
NEWSポストセブン
白石隆浩死刑囚
《女性を家に連れ込むのが得意》座間9人殺害・白石死刑囚が明かしていた「金を奪って強引な性行為をしてから殺害」のスリル…あまりにも身勝手な主張【死刑執行】
NEWSポストセブン
失言後に記者会見を開いた自民党の鶴保庸介氏(時事通信フォト)
「運のいいことに…」「卒業証書チラ見せ」…失言や騒動で謝罪した政治家たちの実例に学ぶ“やっちゃいけない謝り方”
NEWSポストセブン
球種構成に明らかな変化が(時事通信フォト)
大谷翔平の前半戦の投球「直球が6割超」で見えた“最強の進化”、しかしメジャーでは“フォーシームが決め球”の選手はおらず、組み立てを試行錯誤している段階か
週刊ポスト
参議院選挙に向けてある動きが起こっている(時事通信フォト)
《“参政党ブーム”で割れる歌舞伎町》「俺は彼らに賭けますよ」(ホスト)vs.「トー横の希望と参政党は真逆の存在」(トー横キッズ)取材で見えた若者のリアルな政治意識とは
NEWSポストセブン
ベビーシッターに加えてチャイルドマインダーの資格も取得(横澤夏子公式インスタグラムより)
芸人・横澤夏子の「婚活」で学んだ“ママの人間関係構築術”「スーパー&パークを話のタネに」「LINE IDは減るもんじゃない」
NEWSポストセブン
LINEヤフー現役社員の木村絵里子さん
LINEヤフー現役社員がグラビア挑戦で美しいカラダを披露「上司や同僚も応援してくれています」
NEWSポストセブン
モンゴル滞在を終えて帰国された雅子さま(撮影/JMPA)
雅子さま、戦後80年の“かつてないほどの公務の連続”で体調は極限に近い状態か 夏の3度の静養に愛子さまが同行、スケジュールは美智子さまへの配慮も 
女性セブン
場所前には苦悩も明かしていた新横綱・大の里
新横綱・大の里、場所前に明かしていた苦悩と覚悟 苦手の名古屋場所は「唯一無二の横綱」への起点場所となるか
週刊ポスト
医療的ケア児の娘を殺害した母親の公判が行われた(左はイメージ/Getty、右は福岡地裁)
24時間介護が必要な「医療的ケア児の娘」を殺害…無理心中を計った母親の“心の線”を切った「夫の何気ない言葉」【判決・執行猶予付き懲役3年】
NEWSポストセブン
近況について語った渡邊渚さん(撮影/西條彰仁)
渡邊渚さんが綴る自身の「健康状態」の変化 PTSD発症から2年が経ち「生きることを選択できるようになってきた」
NEWSポストセブン
昨年12月23日、福島県喜多方市の山間部にある民家にクマが出現した(写真はイメージです)
《またもクレーム殺到》「クマを殺すな」「クマがいる土地に人間が住んでるんだ!」ヒグマ駆除後に北海道の役場に電話相次ぐ…猟友会は「ヒグマの肉食化が進んでいる」と警鐘
NEWSポストセブン