スポーツ

ダルビッシュ有、6年140億円超大型契約は15歳の息子が決めた 7人の子供との家族愛

“140億円契約”の会見には聖子夫人(右)も同席(写真/AFLO)

“140億円契約”の会見には聖子夫人(右)も同席(写真/AFLO)

 プロ野球の世界最強国を決める第5回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)が、いよいよ開幕する。2009年の第2回以来14年ぶりの世界一奪還を期す侍ジャパン(日本代表)に、朗報が舞い込んだ。チーム最年長として精神的支柱を担い、二刀流の大谷翔平選手(28才)とともに日本のエースとして登板予定のダルビッシュ有投手(36才)が、大リーグの所属先パドレスと、6年総額1億800万ドル(約140億円)もの超大型契約を結んだのだ。

「30代後半のベテランが、42才まで現役を保証される異例の長期契約として米国でも驚かれています。球団からは実力と実績に加えて、ストイックな自己節制や理論的な野球への姿勢も買われ、同僚の模範として引退までいてほしいと請われたわけです」(在米スポーツライター)

 近年は「そろそろ終わりかな」と引退も視野に入れていた本人もびっくりの展開。2月10日の会見では「正直、いまだに信じられない。皆でドッキリを仕掛けているんじゃないか」と本人も口にしたほどだったが、その隣にピタリと寄り添う聖子夫人(42才)を見つめると、満面の笑みを浮かべるのだった。

 実はダルビッシュが契約交渉の過程で最優先にしたのは、家族だった。これほどの大型契約を結ぶと重圧も倍増する。勝って当たり前、負けると酷評。体力が落ちるベテランがその戦いに挑むのは簡単なことではない。

 しかし、家族は一年中温暖で治安もよい本拠地サンディエゴの街での生活を気に入っていた。決め手のひとつになったのが、現在はフロリダ州のアスリート養成校「IMGアカデミー」に通い、メジャーリーガーを目指している15才の息子の存在だ。

「ダルビッシュ選手は、新契約について息子さんに相談したところ、『この契約を取る』と彼が答えたため、決断できたと会見で語っています。この息子さんは、聖子さんが元ハンドボール日本代表の前夫との間に授かった連れ子ですが、ダルビッシュ選手は試合前の球場でも一緒にキャッチボールをするなど、実の子と変わらずに目をかけています。米国では、聖子さんとの間に生まれた4人とともに、5人の子供を育てています」(前出・在米スポーツライター)

関連記事

トピックス

「鴨猟」と「鴨場接待」に臨まれた天皇皇后両陛下の長女・愛子さま
(2025年12月17日、撮影/JMPA)
《ハプニングに「愛子さまも鴨も可愛い」》愛子さま、親しみのあるチェックとダークブラウンのセットアップで各国大使らをもてなす
NEWSポストセブン
SKY-HIが文書で寄せた回答とは(BMSGの公式HPより)
〈SKY-HIこと日高光啓氏の回答全文〉「猛省しております」未成年女性アイドル(17)を深夜に自宅呼び出し、自身のバースデーライブ前夜にも24時過ぎに来宅促すメッセージ
週刊ポスト
人の出入りが多く流行っていたという火災があったサウナ店
《夫婦が閉じ込められ…》月額39万円の高級サウナ店での火災でサウナーたちに広がる不安 彼らはなぜ\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\"避難シミュレーション\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\"を議論するのか
NEWSポストセブン
今年2月に直腸がんが見つかり10ヶ月に及ぶ闘病生活を語ったラモス瑠偉氏
《直腸がんステージ3を初告白》ラモス瑠偉が明かす体重20キロ減の壮絶闘病10カ月 “7時間30分”命懸けの大手術…昨年末に起きていた体の異変
NEWSポストセブン
日高氏が「未成年女性アイドルを深夜に自宅呼び出し」していたことがわかった
《独占スクープ》敏腕プロデューサー・SKY-HIが「未成年女性アイドル(17)を深夜に自宅呼び出し」、本人は「軽率で誤解を招く行動」と回答【NHK紅白歌合戦に出場予定の所属グループも】
週刊ポスト
世間を驚かせたメイプル超合金のカズレーザー(41才)と二階堂ふみ(31才)の電撃“推し婚”
【2025年・有名人の結婚&離婚を総決算】何かと平和な「人気男性タレントと一般女性の結婚」、離婚決断が女性からの支持につながった加藤ローサ
女性セブン
米倉涼子
《米倉涼子の自宅マンション前に異変》大手メディアが集結で一体何が…薬物疑惑報道後に更新が止まったファンクラブは継続中
火事が発生したのは今月15日(右:同社HPより)
《いつかこの子がドレスを着るまで生きたい》サウナ閉じ込め、夫婦は覆いかぶさるように…専門家が指摘する月額39万円サウナの“論外な構造”と推奨する自衛手段【赤坂サウナ2人死亡】
NEWSポストセブン
自らを「頂きおじさん」と名乗っていた小野洋平容疑者(右:時事通信フォト。今回の事件とは無関係)
《“一夫多妻男”が10代女性を『イヌ』と呼び監禁》「バールでドアをこじ開けたような跡が…」”頂きおじさん”小野洋平容疑者の「恐怖の部屋」、約100人を盗撮し5000万円売り上げ
NEWSポストセブン
ヴァージニア・ジュフリー氏と、アンドルー王子(時事通信フォト)
《“泡風呂で笑顔”の写真に「不気味」…》10代の女性らが搾取されたエプスタイン事件の「写真公開」、米メディアはどう報じたか 「犯罪の証拠ではない」と冷静な視点も
NEWSポストセブン
来季前半戦のフル参戦を確実にした川崎春花(Getty Images)
《明暗クッキリの女子ゴルフ》川崎春花ファイナルQT突破で“脱・トリプルボギー不倫”、小林夢果は成績残せず“不倫相手の妻”の主戦場へ
週刊ポスト
超有名“ホス狂い詐欺師風俗嬢”だった高橋麻美香容疑者
《超有名“ホス狂い詐欺師風俗嬢”の素顔》「白血病が再発して余命1か月」と60代男性から総額約4000万円を詐取か……高橋麻美香容疑者の悪質な“口説き文句”「客の子どもを中絶したい」
NEWSポストセブン